猫背を1週間でリセットする!体幹トレーニングのやり方とは
猫背になる原因
1日に3時間以上、スマホを使用している
電車などの通勤時間中や休憩時間に3時間以上スマホを使用していると、首や肩が前に傾きやすくなり、背中が丸く、猫背になりやすいのです。
1日に5時間以上、パソコン作業している
長時間パソコン作業をしていると、前かがみになりやすく、背中の筋肉(僧帽筋・広背筋)やお腹の筋肉(腹直筋・腹斜筋)が緩みやすく、背骨や背中を支える筋肉の筋力低下し、猫背になりやすいのです。
運動不足で、体幹の筋肉が弱くなっている
腹筋や背筋が弱くなっていると、背骨を中心に、上半身を支えにくくなり、猫背になりやすいのです。
日常生活で猫背を予防するには
イスに座っている時は背すじを伸ばしてお腹を引っ込める
意識してお腹を引っ込めることで、腹直筋や腹横筋、腹斜筋などのお腹の筋肉が引き締まり、背骨を支えやすくなります。その結果、猫背を予防できるのです。
立っている時も座っている時も、胸を軽く開く
胸を開くことで、背すじが伸びやすく、呼吸もしやすくなります。肩甲骨を内側で引き寄せることを意識すると良いです。その結果、全身に酸素が行き届きやすくなり、胸や背中の筋肉の弾力性が保たれて、良い姿勢を維持しやすくなります。
大股で後ろ歩きをする
広い場所で、後方に障害物がないことを確認して、後ろ歩きしましょう。膝を伸ばして、後ろ歩きすることで、お尻の筋肉・大殿筋(だいでんきん)や太ももの後ろの筋肉・大腿二頭筋(だいたいにとうきん)、ふくらはぎの筋肉・腓腹筋(ひふくきん)などが鍛えられて、下半身が強化されます。
下半身の筋肉が強化されることで、立つ姿勢のバランスが良くなり、猫背の予防につながります。
体幹トレーニングが猫背解消に良い理由
体幹トレーニングをすることで、骨盤周囲の筋肉、骨盤底筋群やお腹の筋肉、腹横筋などが鍛えられて背骨の生理的湾曲で自然なカーブを描きやすくなるからです。
首から腰にかけて通っている背骨は、首の骨の頸椎(けいつい)は前カーブ、胸の骨の胸椎(きょうつい)は後ろカーブ、腰の骨の腰椎は前カーブと、背骨全体でS字カーブを描いているのです。骨盤底筋群や腹横筋などが鍛えられると、背骨を支えやすくなり、猫背が解消されやすくなるのです。
猫背を1週間でリセットする!体幹トレーニング3種
あお向けで行う猫背改善トレーニング
足の裏は床にぴったりとつけて、両膝を曲げたままお尻を浮かせて10秒間キープしてください。5回繰り返すことで、骨盤周囲が引き締まりやすくなり、猫背も解消しやすくなります。余裕があれば、お腹を凹ませながら行うことで、くびれやすくなります。
うつ伏せで行う猫背改善トレーニング
うつ伏せの姿勢から、両肘を曲げて、上半身をゆっくりと、床から持ち上げて10秒間、キープしてください。10回繰り返すことで、腹筋が伸びやすく、猫背を改称しやすくなります。
四つん這いで行う猫背改善トレーニング
四つん這いの姿勢から、両腕、両脚を伸ばし、腕立て伏せの姿勢のまま10秒間キープしましょう。頭からかかとまで一直線上に伸ばすのがポイントです。5回繰り返すことで、背中やお腹が引き締まりやすくなります。
体幹を鍛えて猫背解消へ
猫背は、腹筋や背筋を鍛えることで、良い姿勢を保ちやすくなります。体幹トレーニングで猫背をリセットし、イスに座っている時も背すじを伸ばすことを意識するのが大切です。猫背を解消して、美姿勢になりましょうね!
- 執筆者:
- 横内 稚乃