足先の冷えを改善する食べ物&温活のツボ3選
足先が冷える理由とは
人の身体は心臓から近い血管は太く、心臓から遠くになるにつれて血管が細くなります。足先は心臓から遠く血管が細いので特に、デスクワークなどの座りっぱなしの仕事を長時間行っていると血流が悪化しやすく、冷えやすいです。また、血液は上から下へ流れる性質があるので、足先から心臓へと逆の方向に血液を流す必要があります。
ふくらはぎは、第2の心臓とも呼ばれ、筋肉のポンプ作用で心臓の方向へ血液を循環させる働きがあります。ところが、デスクワーク等で脚の筋力をほとんど使わない生活を送っていると重力に逆らえなくなり、古い血液がふくらはぎや足先に滞りやすくなり熱も発生しなくなるため、足先が冷えやすくなるのです。
足先の冷えを改善する食べ物
味噌や納豆などの発酵食品
発酵食品は善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果が期待できます。腸内環境が整うことで消化活動が活発になり、熱エネルギーを発生させ冷えを改善へと導けます。
ショウガやねぎなどの温め食材
ショウガに含まれるショウガオールには、温め作用や発汗作用があります。チューブタイプのショウガは手軽にとりいれられるのでおすすめです。みそ汁や鍋料理にショウガをプラスすると、体が温まりやすくなります。
ねぎに含まれるアリシンも、血行を促進し身体を温め作用が期待できます。ショウガ同様みそ汁や鍋料理にしたりなど簡単にとりいれやすいです。
大根やニンジンなどの根菜類
根菜類には、血行を促進するビタミンEや鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。煮物などの温かい料理を食べることで、足先の冷えも改善しやすいでしょう。
足先の冷えを改善する温活のツボ3選
三陰交(さんいんこう)のツボ
三陰交は、足の内くるぶしから指4本上にあるツボです。ツボの押し方は、お昼の休憩時間などに指先を温めてから、手の親指の腹で円を描くように1分間軽く押しましょう。足首や足先の血行が促進し足の先から温まります。,
太衝(たいしょう)のツボ
太衝は足の甲側で、足の親指と人差し指の間にあるツボです。ツボの押し方は、湯船に浸かりながら太衝のツボを、手の人差し指の腹で1分間心地よい強さでもみほぐしましょう。血流が改善し、足先がポカポカに温まりやすくなります。
湧泉(ゆうせん)のツボ
湧泉は足裏にあり、土踏まずの少し上の中央で指先を曲げると凹むところにあるツボです。ツボの押し方は、入浴後のリラックスしているときに、手の親指の腹で押したり離したりを1分間くり返しましょう。足先の疲れが解消し血行が促進しやすくなります。
ツボ押しを中止するとき
体調不良の時や、発熱時、飲酒後すぐにツボ押しするのはやめましょう。理由は、血流が変化することで体調が悪化することが考えられるからです。
足先の冷えは温活のツボで改善しよう
足先の冷えは、寝つきの妨げになるほど深刻なものです。温め食材を積極的にとりいれながら、就寝前のリラックスタイムに温活のツボ押しすることが大切になります。足先の冷えをしっかりと改善しながら温活美人になりましょう。
- 執筆者:
- 横内 稚乃