寝る前に食べても大丈夫?帰宅が遅くなったときの太りにくい食事法
疲れているときほどお腹が空く理由
疲れているときほど、お腹が空きやすく食べたくなります。これは身体の疲れよりも、脳の疲れによって起こる衝動です。脳が疲れている、全身が重い時は体内の酸素量が少なくなっています。まずはここを解消して食べたい衝動を抑えましょう。
身体の緊張を緩めて一息付くと食べたい衝動も収まる
帰宅後すぐコップ一杯の常温水を飲む
常温水は体内への吸収が最も早く、血流を良くして頭をスッキリさせると食べたい衝動を抑えやすいです。特にお酒も飲みたいというときも、この方法は大切なポイントになります。
食べる前に部屋着に着替える
アクセサリー類やストッキング、タイトな服装などで身体を締め付けていると脳も疲れます。締め付けるものを全て取り除き、全身が緩んだ状態で食事をすることは消化を良くすることにつながります。
睡眠を妨げない夕食の条件
次に遅い時間に食べても大丈夫な夕食についてご紹介していきます。睡眠を妨げない夕食の条件とは以下の3つです。
【睡眠を妨げない夕食の条件】
・消化スピードが早い
・低カロリーである
・ボリュームを抑えつつ物足りなさがない
この3点を踏まえた上で、食べ方とおすすめ食べものを以下で紹介していきます。
睡眠を妨げないおすすめの食材
【おすすめ食材】
・擦りおろしリンゴ、バナナ→消化スピードが20分〜40分
・豆腐など豆類→消化スピードが1〜2時間
・葉物野菜→消化スピードが1〜3時間
消化スピードが早い食物をメインに食べるようにしましょう。
【献立の例】
・豆腐とワカメの味噌汁
・青菜と卵のお粥(米を少な目、水分を多目で)
・大根、青菜、厚揚げの煮物
・寒い時期は、豆腐と葉物野菜を使う鍋
・果物なら消化酵素の多い、すりおろしリンゴやバナナ
中でも汁物はこの条件が全て揃っているので、最もおすすめしたいメニューです。また、どうしても炭水化物を食べたい時は腹八分目の量でお粥、もしくは雑炊にしましょう。
帰宅が遅くなった日の夕食は消化のよい食事を心がけよう
夜遅くまでお仕事を頑張っていると、自分が思っている上にお腹は空くものです。食べるから太るのではなく、食べ方の方法を工夫するだけでお腹も心も満たされる上に、太る心配も解消されます。頑張るキャリアウーマンの皆さんはぜひ意識してみましょう。
- 執筆者:
- 内藤 絢