【腸活のススメ!】腸内フローラを整えて幸せホルモンを作ろう
第2の脳と言われる腸
消化吸収をする臓器という大きなイメージのある腸ですが、なぜ第二の脳と言われるのでしょうか。これは、まず腸は脳の指令を受けることなく自ら動くことができるからです。
その他、人間が幸せと感じるときに出るホルモンの、セロトニンという物質のほとんどが腸で作られているのですが、これは腸が健康でないと、この幸せホルモンも生成されにくくなってしまいます。腸が単体で自ら動くことができる唯一の臓器と考えると、腸に良い食事や生活、運動が大切ということが分かります。
腸が健康になることで得られる効果
腸が健康になることで得られる効果として、幸せホルモンであるセロトニンの分泌が正常になり幸福感を得られることです。正常にセロトニンが分泌されているとむやみやたらな暴飲暴食が防げたり、些細なことでイライラしなくなったりします。
また、腸内細菌が増え腸内の環境が良くなることで便秘、浮腫み、肌荒れ、くすみ、肩こりや疲労感といった諸症状の改善や、うつ症状まで改善される効果が期待できます。免疫力や集中力が上がったりと数知れない健康効果が期待できるのです。
腸に良い運動
腹筋を使った運動や、腹部にひねりが加わる運動がおすすめです。腹筋がしっかり使えるようになることで腹圧が高まり、自然に腹部のマッサージが行われていることになります。
また腹部にひねりを加えた運動では、腸全体を刺激して活性化させる働きがありますので、お風呂上りや寝る前などのリラックスした時間にこれらの運動を行うと良いでしょう。
腸に良い食事
腸に良い食事では、キムチや納豆、ヨーグルトなどの発酵食品の他、食物繊維を積極的に食べるようにしましょう。食物繊維では水に溶けにくい不溶性食物繊維と、水に溶けやすい水溶性食物繊維とあります。
不溶性食物繊維は便のかさを増す役割があり、水溶性食物繊維はコレステロールなどを吸着し体外に排出させるなどの役割があります。これらはどちらかを摂れば良いというものではなく、どちらのバランスも大切になってきます。
不溶性食物繊維は主に芋類や根菜類に多く含まれ、水溶性食物繊維はオーツ麦や蒟蒻などに多く含まれていますので、これらの食品をバランスよく摂るように心がけましょう。
腸活をして体調を整えよう
腸を健康に保つことで、さまざな嬉しい効果があることがわかりました。日常で感じている不調の原因は腸にあるかもしれません。一度、普段の食生活や運動習慣を見直すことで、これまでに抱えていた、体や心に対する健康の悩みが晴れるかもしれません。普段から健康に気を使っている方も、そうでない方も改めて腸の健康について考えてみましょう。
- 執筆者:
- Hikaru