その皮下脂肪は放っておくとキケン!?その理由と減らす方法
皮下脂肪の多さが原因で起こる体の不調とは?
月経不順・不妊
腰や膝への負担が掛かることで、下半身の活動量が減ると共に、筋肉量まで減ってしまいます。活動量と筋肉量が減ることで代謝が下がり、内臓から全身が冷えやすくなり、ホルモンバランスが乱れることで月経不順や不妊の原因となります。特に冷え性の人は、体を寒さから守る為に見た目が痩せていても皮下脂肪は多いです。
いびき・睡眠時無呼吸症候群
いびきは、太っている人がしているイメージですが、ここ近年は20代〜40代の痩せ型女性のいびきが実は増えています。特に首回りの皮下脂肪が多いと、寝ている時に舌が喉の方へ下がりやすくなります。舌が下がると気道が狭くなる事でいびきをしやすくなり、放っておくと睡眠時無呼吸症候群にリスクも上がり、不眠や肥満の原因となるのです。
参考文献:[101] 睡眠時無呼吸症候群と循環器病─ そのいびきが危ない! ─ | 循環器病全般 | 循環器病あれこれ | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス
皮下脂肪の量の測り方・判断基準
【測り方】
・ おへその下を摘む
【判断基準】
・ 30代女性 平均値 2.2mm〜3.2mm
・ 40代女性 平均値 2.5mm〜3.mm
この数値より上の場合は、次に紹介する解消法を参照下さい。
皮下脂肪を減らす方法
有酸素運動
体は糖質から燃焼され、その量が少なくなると脂肪の燃焼が始まります。1日あたり30分〜45分のウォーキングなど、生活内で取り入れやすいものから実践してみましょう。
この時間を取るのが難しい場合は、通勤路の中で一駅分歩くだけでも効果が期待できます。一駅分のウォーキングで15分〜20分歩くことができるので、行きと帰りで一駅ずつ歩いてみるのもよいでしょう。
冷たい物・小麦類・白砂糖を控える
特に小麦類、白砂糖は糖質が高く、血糖値が上がりやすいため、お腹周りや下半身に脂肪が付きやすいです。また。冷たい物は内臓を冷やし、全身の血流が悪くなることで皮下脂肪が付きやすくなるので控えましょう。
皮下脂肪を減らしてスリムな体を目指そう
生活内でもできる対策を取り入れることで、ちょっとした不調の改善にも繋がります。皮下脂肪がなかなか減らなくて悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。
- 執筆者:
- 内藤 絢