プロテインダイエット プロテインダイエット
画像出典: istock

プロテインをダイエットに取り入れよう!効果アップのコツを伝授

柔整鍼灸師である父親の影響を受け、21歳で柔道整復師の免許を取得。サッカーチーム、アーティストグループ帯同の他、出張型整骨院でトレーナー活動中。現在、一児の母としての経験も生かし、マタニティトレーニン…
2019年10月09日
プロテインは筋トレのためのもの、というイメージをもつ人も多いかもしれませんが、じつはダイエットにも役立つんです。基本的な摂り方を知れば、効率的&健康的なダイエットが実現!スポーツトレーナーのKISAFU先生にコツを伝授していただきました。

プロテインダイエット とは?

プロテイン
画像出典: istock

プロテインダイエットは、健康的に成果を上げられるダイエット法の一つです。プロテインと聞くと、マッチョな人が筋トレ後に飲む物というイメージが強いかもしれませんが、プロテインを直訳すると「タンパク質」の意味になります。つまりプロテインダイエットとは、タンパク質を中心に摂取することでダイエット効果を得られるダイエット法です。

一般的には、タンパク質を食品で摂るよりも、プロテイン飲料で摂った方が栄養素の吸収率も良いといわれています。カロリーもある程度抑えられるのがうれしいポイントです。

プロテインダイエットのメリットとデメリット

プロテインダイエット
画像出典: istock

メリット=置き換え型で取り組める

プロテインダイエットのメリットは、置き換え型で手軽に取り組めることです。ダイエットに適した高タンパク低カロリーの食事をしようと思うと肉や魚などの調理が必要ですが、プロテイン飲料であれば粉末を水や牛乳などで混ぜるだけ。家でも外でも簡単に準備できます。

デメリット=栄養素が偏りやすい

プロテインダイエットのデメリットは、栄養が偏りやすいことです。置き換え型で手軽だからといって単純に食事内容をプロテイン飲料だけにしてしまうのは、タンパク質過多になり大変危険。ダイエットどころか体重増量の原因にもなってしまいます。プロテインダイエットを行う際は、プロテイン飲料以外の食事バランスも同時に見直すことで、健康的なダイエット効果が期待できます。

関連記事
プロテインの効果を解説!筋肉だけじゃない、美肌や美髪にも

プロテインダイエットの方法

プロテイン
画像出典: istock

いつもの食事に追加

プロテインダイエットの方法は専門家によって意見がさまざまですが、基本的には普段の一回の食事にプロテインをプラスするという考え方で進めていきます。例えば朝食の場合、トースト+プロテイン飲料のようなバランスが基本。今まで朝食を一品で済ませていた場合は、そこにプロテインを追加するだけでOK!

その日の都合でアレンジ可能

時間に余裕がない場合は、プロテイン飲料のみでもOKです。余裕があれば、トースト+サラダ+ゆで卵+プロテイン飲料というように、主食+おかず数品+プロテインにできると栄養に偏りがなく、かつタンパク質中心に摂取できるため理想的です。

効果を上げるポイント

プロテインダイエット
画像出典: istock

プロテインダイエットの効果を高めるためには、タンパク質の中でもソイプロテイン(植物タンパク質)とカゼインプロテイン(乳タンパク質)を多く摂ると良いでしょう。タンパク質は大きく分類してホエイプロテイン(動物性タンパク質)、ソイプロテイン、カゼインプロテインの3種類。そのうちの2種、ソイプロテインとカゼインプロテインがダイエット向きといわれています。

具体的には、豆乳、牛乳、ヨーグルト、チーズなどで摂取可能です。そのためプロテイン飲料を飲む際は、豆乳や牛乳と混ぜて飲むとより効果が上がります。

関連記事
【プロテインの飲み方】タイミング・種類・摂取量を専門家が解説

プロテインダイエットの注意点

サラダ
画像出典: istock

プロテインダイエットの注意点は、栄養バランスに偏りがないよう実施することです。置き換えダイエットは手軽にできますが、毎食プロテインのみという食習慣を続けていると、肝心なプロテインを消化・吸収・合成してくれる栄養素たちが不足してしまいます。

せっかくダイエットに成功してもリバウンドの元になりかねないため、プロテイン以外の栄養摂取を極端に減らしたり、食事制限をするような感覚で行ったりしないように注意しましょう。

正しく摂れば強力な味方になるプロテイン

色々な種類のプロテインフレーバー
画像出典: istock

基本的な摂り方と最低限の注意点を理解しておけば、今日からでも取り入れられるプロテイン。効果的にダイエットができるのはもちろん、あまり手間がかからないのもうれしいポイントですね。最近はフレーバーの種類も豊富なので、自分に合うものを探して始めてみるのがオススメです。

執筆者:
KISAFU