食事制限なしでダイエットできる?効果をあげるやり方とポイント
食事制限なしでダイエット効果をあげるためには?
食事の時間
夕食後はほとんど運動をせずエネルギーを消費しないので、高カロリーな料理を食べると体脂肪として蓄えられやすくなります。そのため夕食は早めに済ませることでダイエットを成功へと導きやすくなります。また、高カロリーだけれども食べたい、というものがある場合は、日中の運動でエネルギー消費をしやすいため、朝食や昼食に取り入れるのがおすすめです。
食事の内容
1度の食事で両手にいっぱいの生野菜(キャベツ・レタス・トマト・ニンジン・きゅうりなどの低カロリーな野菜)を食べるようにすると、代謝を高めるサポート成分ビタミン・ミネラル・食物繊維を摂取することができます。また、生野菜はよく噛んで食べる必要があるため、食事の満足感を高めやすく、食べ過ぎを防ぐのに役立ちます。
さらに、筋肉や肌の主な材料で、疲労回復にも欠かせないたんぱく質が豊富な肉や魚、卵、大豆製品を、シンプルな味付けの料理で取り入れましょう。生野菜と、たんぱく質たっぷりの主菜でお腹を満たすようにすることで、ご飯やパン、麺類など、エネルギーとして消費されないと、体脂肪として蓄えられる炭水化物(糖質)の摂取量を減らすことができ、過度な食事の制限をしなくても適量にとどめやすくなります。
食事制限なしダイエットをするメリット
多くの人にとってダイエットのゴールは目標の体重になることではなく、目標の体重やボディラインを維持することです。そのため、いつまでも続けられる食事法を選ぶことが大切です。量を極端に制限するダイエットや、単品ダイエットのように食事内容を極端に制限するダイエットでは、どこかで挫折し、リバウンドしてしまいます。
食事量を気にせず食事ができるようになると、「また食べちゃった」「こんなに食べたら太っちゃうかも」などという罪悪感なく食事を楽しむことができ、日々の食事を楽しめるようになります。
食事制限なしダイエットのデメリット
「食事制限なし」のダイエットを、量も内容も、何も制限することなく、好きなものを好きなだけ食べていいダイエットだと捉えると、ダイエットを失敗へと導きやすくなります。一口でも食べれば必ず太る食べ物など、この世にありません。逆に、食べるだけで自然とやせる食べ物も、ありません。
健康で代謝の良い状態を、キープするための食事を日々続けることが、美しいボディラインを作ります。間違った「食事制限なし」ダイエットで、暴飲暴食をすることは、大きな落とし穴です。
食事制限をしないダイエットのやり方
食事時間のルールを決める
仕事柄、夕食を食べるのが遅くなってしまい、食事をするとすぐに眠る生活を続けることで太ってしまった人のほとんどは、食事量を変えなくても、食べる時間帯を変えることで体重・体脂肪が減っていきます。
夜中に食事をすると、消化・吸収のはたらきが弱まるだけでなく、エネルギーを消費しないため体脂肪として蓄えられやすくなるからです。いつも22:00以降に夕食をしている人が「19:00までに食べ終わる」というルールに変えましょう。
食事内容のルールを決める
毎食たっぷりの生野菜を食べることと、食事の最初に生野菜を食べることを習慣にすることで、自然と食べ過ぎを防ぎやすくなります。また、油っこい調理法や濃い味付けの料理を食べたい場合は朝食や昼食で楽しむようにします。
食事制限なしで一番おすすめのダイエット方法とは?
食べるものや量を制限せずに楽しむには、食事内容や量を調節することが大切です。どんな食べ物でも、食べ過ぎればカロリーオーバーになります。そのため、高カロリーの食事をした次の食事は軽めにするなどの工夫をして摂取カロリーを調節しましょう。
食べたいものを全く食べないように我慢するのではなく、その分、別の食事で調節できるようになると、好きなものを好きなだけ食べても引き締まったボディラインを維持しやすくなります。
食事制限なしのダイエットを成功させるためのポイントとは?
食品に含まれる栄養素と、そのはたらきを学ぶことです。摂取カロリーの合計のみにとらわれては、栄養不足による代謝の低下を招き、“食べ過ぎていないのに太る”場合があります。摂取カロリーを極端に少なくした場合も同様に、栄養不足による代謝の低下を招き、思うようにボディラインを引き締めることができません。
さまざまな食品を、バランスよく、必要量摂取することが、健康的で代謝の良い“太りにくくやせやすい”体質づくりのコツです。たくさん食べたいもの、たまに楽しむ程度にしておきたいもの、毎日食べたいものなどを明確にすることで、安心して日々の食事を楽しめるようになります。
楽しみながら食事制限なしのダイエットをしよう
食事制限なしダイエットを成功させるポイントは、夕食の時間を早めたり、食事の内容や、食べ方を見直してみる必要があります。いつもの食事の仕方をちょっとだけ変えるだけで、ダイエット効果を期待できるのは嬉しいことです。食事のルールをしっかり決め、好きなものをおいしく食べながら、ボディーラインを整えていきましょう。
- 執筆者:
- Nao Kiyota