お風呂の消費カロリー お風呂の消費カロリー
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【お風呂の消費カロリー】200kcal消費できる高温反復浴とは?

全米ヨガアライアンス 、フィジカルトレーナー、スポーツリズムトレーニング デュフューザー資格を取得。エアリアルヨガのスタジオで空中ヨガやフローヨガのレッスンを行っています!
2019年09月30日
ダイエットをめざす人にとって、お風呂の消費カロリーは気になるところですよね。今回はHikaru先生に、全身浴、半身浴それぞれの消費カロリーをはじめ、ダイエット効果抜群の入浴法「高温反復浴」のやり方などについて、詳しく教えていただきました。

全身浴で10分間入浴したときの消費カロリーは?

お風呂に入る女性
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全身浴で10分間入浴したときの消費カロリーは、35〜40kcal程度です。お風呂の温度にもよりますが、これは40度の湯船に入浴した場合の消費カロリーです。運動に例えると、ゆっくりペースのウォーキングと同程度の消費カロリーになります。

半身浴で10分間入浴したときの消費カロリーは?

半身浴する女性
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半身浴で10分間お風呂に入浴した場合は10〜25kcal程度となり、全身浴よりも少ない消費カロリーになります。全身浴と比べると、半分以下の消費カロリーになるということですね。

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お湯の温度で消費カロリーは変わる?

お風呂の温度を測る女性
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全身浴の場合、お湯の温度によって消費カロリーは変わり、高温のほうが消費カロリーは上がります。さきほど、湯温が40度の場合で35〜40kcal程度のカロリーを消費するとご紹介しましたが、これが42度と少し高温になると、70〜80kcal程度のカロリーを消費できるとされています。

後にご紹介する「高温反復浴」の適温も42〜43度程度となり、この温度がダイエットに効果的な温度と考えられます。

お風呂で効果的にダイエットする方法

お風呂に入る女性
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高温反復浴が効果的

お風呂でのダイエット効果をより高めたいときは「高温反復浴」がおすすめです。高温反復浴とはその名の通り、高めの温度の湯船に反復して入る入浴法のことをいいます。

【高温反復浴のやり方】
※お湯の温度は42〜43度と少し高めに設定します。

1. 3分程度の全身浴をする
2. 湯船から上がり、末端部分である腕、脚から順に、首から下の部分に冷水シャワーをかける
3. 2〜3分休憩する
4. 再び3〜4分程度の全身浴をする
5. 湯船から上がり、軽く冷水シャワーを浴びてから頭や体を洗う
6. さらに3分程度の全身浴をする
7. 湯船から上がり、冷水シャワーを浴びて2〜3分休憩する
8. 最後に2分程度の全身浴をする
9. 膝下、肘下に冷水シャワーを浴びて終了

高温反復浴の消費カロリーは?

高温反復浴での消費カロリーは200kcalともいわれているため、普通の全身浴よりも数倍のカロリーを消費することができます。

高温反復浴をするときの注意点

水分補給する女性
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高温反復浴は、心臓の弱い方、高血圧の方、妊娠中、生理前後の方は控えてください。高温反復浴を行ってみると分かりますが、かなりの体力を消耗します。決して無理をせず、自分の体調をよく見ながら行いましょう。

またお風呂上がりには、冷水ではなく常温の水でしっかり水分補給を行なってください。

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お風呂で効果的にダイエットしよう

お風呂
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入浴方法や湯船の温度の違いで消費カロリーは変わります。よりダイエット効果を得たいときは、高温反復浴にチャレンジしてみましょう。全身の代謝を効率良く上げ、それなりの運動と匹敵するカロリーを消費できます。しかしその分、身体の負担も大きなもの。しっかりと休憩をはさみながら、無理せず行ってくださいね。

執筆者:
Hikaru