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サウナはダイエットの強力な味方!体質改善して痩せやすい体に

がっちり・むっちり体型がコンプレックスの“自信をもてない自分”から脱却するため「セルフトレーニングコーチ」として自身を輝かせるトレーニング法を研究・実践中。ズボラなため「隙間時間」に「サクッと」できち…
2019年09月26日
サウナというとリラクゼーションのイメージが強いですが、じつはダイエットの強力なサポーターでもあるんです。セルフトレーニング方法に詳しい美容・健康ライターのNao Kiyota先生に、サウナとダイエットの関係について聞きました。痩せやすくなるという噂の真相はいかに⁉

サウナがダイエットに良い理由

サウナに入る女性
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サウナとダイエットの関係

サウナには、普段行っているダイエットをサポートし、効果を高める役割があります。サウナに入れば、代謝が高まったり痩せやすい体質になったりと、体質改善の可能性がアップ。サウナに入るだけで体脂肪が減り、食事や運動に気をつける必要がなくなるわけではないので注意が必要です。

理由1.冷えの予防・改善に役立つ

サウナに入ると、冷えの予防・改善効果が期待できます。代謝を下げてしまう冷えはダイエットの大敵!サウナに入って体内を芯から温めることで、より代謝を高めやすい状態になります。

理由2.エネルギー代謝が高まる

サウナで体内を温めると、エネルギー代謝が高まります。これは、体温が高くなると、体脂肪を燃やす役割を担う褐色脂肪細胞が活性化するためです。

理由3.デトックス効果がアップ

サウナに入ると、汗とともに余分な老廃物などが排出されやすくなります。入ったあとにサッパリした気分になるのは、デトックス効果が高まるからなんですね。

理由4.リフレッシュ効果が生まれる

定期的にサウナを利用して汗を流すと、サッパリした気分が続きます。ストレスによる食べすぎを防いだり、後ろ向きな気持ちを整えたりすることにもつながりますよ。

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痩せやすい体質を作る入り方

足湯
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代謝を高めるのにおすすめの利用方法は、体を温めることと冷やすことを交互に繰り返す「温冷交代浴」です。まずはサウナに入って体を温め、次に冷たい水で短時間体を冷やします。その後、またサウナで体を温める、と繰り返します。

体を冷やしすぎると体調を崩したり代謝を低下させたりする可能性があるため、水風呂に入る場合は短時間で済ませましょう。無理に水風呂に入らなくてもOK。サウナから出たあと、シンプルに休憩をとりましょう。

ダイエット効果を上げるポイント

サラダ
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サウナで得られるダイエット効果をより高めるためには、体内を温めたときスムーズに発汗できるよう、体調を整えておくことが大切です。サウナに入る前に飲む水は冷たいものではなく常温にする、サウナに入る前にしっかり体を洗って汚れを取る、日々の食生活(栄養バランス)を整えてより代謝を高めやすくしておく、などの工夫ができます。

普段から栄養不足だったり、体調が悪かったりすると、サウナに入っても体温が上がるだけ。エネルギーを活発に消費することができなくなってしまうので、まずは日ごろから生活習慣を整えておくことが重要なのです。

サウナダイエットの注意点

水分補給
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水分補給は小まめに

まずは、水分補給を欠かさないことが大切です。「サウナに入ると体重が減る」と言われますが、あくまでも発汗などで体内から排出された分の減量です。体脂肪がなくなっているわけではなく、水分補給をすれば元に戻るものなので、サウナでの体重減少に頼らないことが大切です。

体重を意識しすぎず、しっかり水分補給することをお忘れなく。水分不足に陥ると代謝が高まらないどころか体調を崩す可能性があるので、サウナに入る前や休憩中に、こまめに水分補給をしましょう。

無理のない時間・温度で

気分が悪くなっているのに、長時間サウナに入るのはNG。サウナに入るのは、5分〜15分程度の範囲で無理のない時間にしましょう。その後体を冷やす際は冷やしすぎに注意。水風呂は急激な温度変化で体内がびっくりしてしまうので、体調が思わしくない場合や高齢の場合は避けるようにしましょう。水風呂に入る場合、30秒程度にとどめるのがベスト。シャワーで汗を流す際に温度設定を低めにすれば、クールダウンが可能です。

ダイエットにサウナを取り入れよう

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サウナを上手に利用すれば、体質改善につながります。体質改善が実現すれば、同じダイエットプログラムを実行しても効果が出やすくなるのです。トレーニングや食事制限と組み合わせて利用し、リラックスしながら無理なく続けてみてくださいね。

執筆者:
Nao Kiyota