筋肉を増やすにはたんぱく質&ビタミン群の摂取が大切!
筋肉のために摂るべき栄養素
たんぱく質
筋肉を付けたい時に摂取すると良い栄養素の1つ目は、たんぱく質です。たんぱく質は、筋肉の他にも骨や血液の元になる栄養素です。運動によって分解された筋肉は、たんぱく質摂取によって合成されながら、大きくなっていきます。
ビタミン
筋肉を付けたい時に摂取すると良い栄養素の2つ目にビタミンが挙げられます。ビタミン群が不足している状態だと、筋肉が日常生活で必要なエネルギーに分解されてしまうことで、筋肉量が増えづらくなってしまいます。また、ビタミンにはたんぱく質の合成を助ける働きもあります。
たんぱく質&ビタミンが豊富な食品
たんぱく質が豊富な食品は、肉や魚や卵、大豆などが挙げられます。またビタミン群は、野菜やキノコ類、果物などに多く含まれています。炭水化物(麺やパン、パスタなど)を中心とした食事だと、どうしてもたんぱく質やビタミンが不足してしまいがちになります。定食のようにメインの炭水化物に加えて、小鉢やおかずを1〜2品、さらに果物や乳製品などを添えるようなメニューを選ぶと良いでしょう。
また最近では、コンビニなどで栄養補助食品を購入することもできます。プロテインやビタミンなど不足している栄養素を手軽に補給できますので、そういったもので不足しがちな栄養素を補うこともできます。
筋トレの効果を上げるために
筋トレの効果を上げる栄養素摂取のタイミングは、運動直後30分以内です。運動、特に筋トレをした後は身体の筋肉の分解が始まっている状態で、その時にたんぱく質を身体の中に入れておくことで分解を弱めて、合成を高めることにつながります。
運動の習慣が特にないという方は、朝食や昼食など1日の中で比較的早い時間に摂取すると良いでしょう。夕方や、夜になるとその後の活動量が落ちていってしまうのであまりおすすめしません。
しかし、プロテインなどを摂取する場合は、夜寝る前に摂取することで就寝中の成長ホルモンが出ているタイミングに合成を高めることができます。その場合、摂取カロリーが高まる傾向にあるので、脂肪量を気にする方は食事で調整していく必要があります。
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おすすめできない食品は?
筋肉をつける際におすすめしない食品は、ずばりお菓子などです。たんぱく質が多く含まれる食品には、ある程度脂質も含まれることがありますので、食事でたんぱく質を多く含むことを意識した上で嗜好品としてお菓子を多くとってしまうと、脂質が多めになってしまうためです。
どうしても間食を取りたい場合には、前述した栄養補助食品をうまく利用したり、果物を取るようにすると良いでしょう。
筋肉をつけたい時の食事の注意点
たんぱく質やビタミンなどの筋肉に必要な栄養素以外にあたる、炭水化物やミネラル、脂質などを過剰に抑えないようにしてください。極端にたんぱく質やビタミンばかり摂りすぎてしまうと、他の体の働きを司る栄養素が不足してしまいます。その結果、筋肉を分解してしまい、他の栄養素の働きをたんぱく質が担わなくてはいけなくなってしまいます。
ダイエット目的で筋肉を付けたい方などは、ついカロリー制限をしすぎてしまい、運動の効果も下がってしまいがちになります。朝食や夕食を抜いてしまうような食事習慣にはならないよう、きちんと三食取るようにする必要があります。
バランスの良い食事で筋肉アップ
たんぱく質とビタミン群を意識して摂取することで、筋肉を大きくしやすくなります。特に運動のあとは30分以内にたんぱく質をとることで、より効果的に筋肉量を増やせますよ。普段の食事でうまく摂ることの出来ない栄養素は、栄養補助食品を上手に活用しながら、バランスの良い食生活を心がけましょう。
- 執筆者:
- よっしー