ウォーキングダイエットの効果とは? 初心者にもわかりやすく解説! ウォーキングダイエットの効果とは? 初心者にもわかりやすく解説!
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ウォーキングダイエットの効果とは? 初心者にもわかりやすく解説!

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2019年08月30日
ウォーキングがダイエットに良いとは知っていても、具体的にどんな効果があるのでしょうか。今回は美容・健康ライターのNao Kiyota先生に、ウォーキングの効果と、その効果を最大限に発揮するフォームなどを教えていただきました。運動が苦手な方も必見です!

ウォーキングダイエットの効果とは?

笑顔でウォーキングする女性
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代謝を高める

ウォーキングで全身を大きく動かすことで血行が良くなり、代謝を高める効果が期待できます。血液やリンパ液は、体を動かすことで全身をスムーズに流れていくためです。

筋力とエネルギー消費量を増やす

エネルギーは筋肉の働きによって消費されるもの。ウォーキンングで筋力を高めることは、日々のエネルギー消費量を増やすことにつながります。

リラックス&リフレッシュ効果

自然の景色を眺めながら心地良くウォーキングをすることで、リラックス&リフレッシュ効果が期待できます。ストレス解消や気分転換、集中力をアップさせたいときなどにもおすすめです。

ウォーキングダイエットでは何分歩くといい?

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筋肉は使用しないと衰えていきます。そのためウォーキングは、たまに長時間行うよりも、普段からこまめに行うことが大切。毎日の数十分を積み重ねましょう。

ウォーキングは「1回で20分以上続けないと体脂肪が燃焼されない」と言われているため、ウォーキングのみでエネルギーを消費しようとすると長時間行う必要があります。しかし、ウォーキングで代謝を高めることで、普段生活しているときもエネルギーを消費しやすい体に整えることが可能です。

あまり時間にこだわりすぎずに、できる範囲で取り組んでいけばOKです。例えば、隙間時間の10分をウォーキングにあて、可能な場合は数回取り組むなど、フレキシブルに対応していきましょう。

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ウォーキングダイエットの効果を最大限に発揮するフォーム

腕を多く振ってウォーキングする女性
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ウォーキングダイエットでは、姿勢を良くして歩くことと、全身を大きく動かすことが重要です。

1. 遠くを見るようにしてまっすぐ前を向き、下腹をキュッと引っ込めてお腹を伸ばす
2. そのまま肩の力を抜き、UFOキャッチャーに吊られているようなイメージで頭を上に伸ばす
3. 整えた姿勢をキープし、大きく手を振り、大股で歩く

《 POINT 》
姿勢をつくるときは、「身長を最大限高くする」イメージを持つ
歩きだしたら、「手足を最大限遠くに伸ばす」イメージを持つ
歩いている間は、お腹をキュッと引っ込めると、ウエストラインを引き締める効果が期待できる

ウォーキングダイエットの効果を落とさないための注意点

甘いものを我慢する女性
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間食に注意

体を動かすとおなかが空きますが、「ウォーキングしたから大丈夫」と、高カロリーな間食を増やさないことです。せっかく運動をしてもそのぶん食事でエネルギーを摂り入れれば、体脂肪をエネルギーとして燃焼させることはできません。

運動後のケアを忘れない

運動後のストレッチや栄養補給、十分な休養を忘れないことです。運動後に疲労を溜め込んだままでいると代謝が下がり、運動効果が減退してしまいます。マッサージやストレッチで血行を良くし、睡眠時間を確保してしっかり体を休めましょう。筋肉痛がある場合は、1〜2日ウォーキングを休んでから再開してください。

栄養バランスを整える

運動でエネルギーを消費するのにも、栄養は必要になります。痩せたいからと過度な食事制限はせず、必要な栄養素をしっかり摂ることが、ダイエット効果を高めるコツです。

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ウォーキングの前と後に行うこと

準備運動の様子
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ウォーキング前

運動前にした方が良いのは、ストレッチや筋トレです。ストレッチで可動域を広くしておくと、運動効果と代謝が高まり、エネルギーをより消費しやすくなります。さらに、筋トレで筋力を高めると消費できるエネルギー量が増え、同じ時間の運動でもカロリーを消費しやすくなります。

ウォーキング後

運動後にした方が良いのは、ストレッチや入浴、マッサージです。ストレッチで筋肉の緊張をほぐし、入浴で体を温め、マッサージで疲労物質を流しましょう。そして、しっかり休んで翌日に備えてくださいね。

まずは10分のウォーキングからスタートしましょう!

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ウォーキングの基本知識を身につけたら、さっそく実践してみましょう。少しの時間でも正しいフォームで歩くと、全身の血行が良くなる感じや、気分がリフレッシュする気持ち良さを感じられるはずです。

まずは隙間時間の10分からでOKです。あなたのペースで始めていきましょう。

執筆者:
Nao Kiyota