筋肉が美しい女性 筋肉が美しい女性
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筋肉をつける方法を解説!女性におすすめのトレーニング

ボディセラピストとして活動しています。多くの方に携わらせて頂いた経験を元にアドバイスをさせて頂けたらと思います。
2019年09月03日
ダイエットや健康のために筋トレを始めようと思い立った方のために、効果的に筋肉をつける方法をご紹介!肥後晴久先生から、なぜ筋肉をつけるべきなのか、女性が無理なく筋肉をつけるにはどうしたら良いのかを教えていただきました。

筋肉をつけるメリット

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基礎代謝がアップする

基礎代謝は体が健康な状態を保つために最低限必要なエネルギー消費のことを言います。体内に栄養を送ったり、疲労をとったりするのにも欠かせない働きです。

この基礎代謝は、筋肉が収縮・弛緩をくり返してポンプのように全身に血液を送ることで成り立っています。筋肉が衰えると血流が下がって基礎代謝が悪化し、逆に筋肉を鍛えれば全身が活発になり、健康な状態を保ちやすくなるのです。美肌や姿勢改善、体脂肪の減少などにもつながります。

自律神経が整う

筋肉を鍛えたりストレスを受けたりすると、身体がオンの時に働く交感神経が活発になります。交感神経が優位になりすぎるのは、不眠や冷え、むくみ、生理不順といった不調の原因です。

ストレスのように脳のみに与えられる刺激と違い、運動のために交感神経が働くのは体本来の生理的な反応。自然に体をオフにする副交感神経への切り替えを促し、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。

効果的に筋肉をつける方法

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適切な負荷がかかるメニューを選ぶ

筋肉をつける方法として有効なのは無酸素運動(筋トレ)です。無酸素運動は体に酸素を取り込まず、筋肉の力のみで行います。

また、どれだけの負荷をかけるかによって、筋肉の鍛え方は変わってきます。必ずしも負荷の大きいものが良いとは限らないため、目的によってメニューを調整しましょう。目的と目安は次のとおりです。

・筋肉の肥大……10回こなすのが限界というレベルの負荷
・筋力アップ……5回以下が限界
・持久力アップ……15~20回が限界

まずは今ある筋肉に働きかけるために持久力アップを目指し、その後、筋肉を肥大させて筋力アップ。そしてまた持久力アップのメニューに戻ると良いと言われています。

大きな筋肉から鍛える

トレーニングをする際は、大きな筋肉から鍛えると効率的です。筋肉を鍛えることは血流を上げて体にも良い影響を及ぼしますが、この効果の大きさは筋肉の大きさに比例します。大きな筋肉から始め、その後に細かな部位へのアプローチと進めるのが良いでしょう。

短めのインターバルをとる

インターバルは30秒~1分程度とり、トレーニングとインターバルを2~3セットくり返すのが理想です。無酸素運動を目的としているため、体内に酸素を取り込む時間は少なくするようにしましょう。反復することで筋力が鍛えられます。

女性でも無理なく筋肉をつけられるトレーニング

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女性におすすめしたいのは、自重(自分の体重)を利用したトレーニングです。また、筋肉の持久力を鍛えるトレーニングは、筋肉が肥大して太くなってしまうことはありません。持久力アップを目的とした種目をメインに行うと良いでしょう。部位別にトレーニング方法を紹介します。

胸(バストアップ)

胸周りのトレーニングには、腕立て伏せが効果的です。ただ、一般的にイメージする腕立て伏せは女性には難しいかもしれません。立った状態で壁に手をつけて行う腕立て伏せを試してみましょう。

<やり方>
1.壁の前に立って腕を真横に開きます
2.手を壁についた時、ひじが直角に曲がるポジションに立ってください
3.この位置から、壁に向かって15~20回腕立て伏せをします

15回以上こなすのが難しい場合は、できる範囲でかまいません。また、手の位置を変えてしまうと意図と違う場所に負荷をかけてしまうため注意してください。

二の腕

二の腕が気になる方は、次の運動を試してみてください。できるだけひじを伸ばすことを意識して取り組みましょう。

<やり方>
1.手のひらを正面に向けたまま、腕をまっすぐ真上に掲げます
2.手のひらの向きはそのまま、左右にひじの曲げ伸ばしを行いましょう

お腹周り(ウエスト)

お腹を鍛えるには腹筋が有効です。しかしこれも寝た状態から上体を起こす「腹筋」でなくてもかまいません。

<やり方>
1.四つんばいの姿勢になります
2.その状態でお腹をへこませてください。これを15~20回行います

「お腹がしっかりと縮こまっている」イメージができれば、これだけでも十分なトレーニングになります。腰がそり過ぎて体に余計な負荷がかからないように気をつけながら行ってください。

おしり・太もも(ヒップアップ)

おしりや太ももが気になる方はスクワットに挑戦しましょう。ひざを曲げるほど負荷も大きくなるため、最初は軽く曲げる程度で大丈夫です。

<やり方>
1.肩幅よりもやや広めに足幅をとって立ちます
2.ゆっくりと体を上下させましょう

筋肉を効果的につける食生活

タンパク質
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筋肉の源となる栄養素であるタンパク質を摂ることはもちろん、バランスの良い食事を三食きちんと食べることが一番大切です。食事を摂ると、栄養素の吸収し老廃物を取り除くため内臓が働きます。食事の回数が少ないとこの作業が行えず、身体機能の低下や自律神経の乱れにつながってしまうのです。

また、ダイエットをしたいからと言って摂取量を減らしたり、タンパク質を摂りすぎたりといった極端な食生活も避けてください。バランス良く食べること、三食食べることを意識すれば、トレーニングの効果も上がりやすいでしょう。

まずは持久力アップの軽いトレーニングから

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筋トレというと「筋肉がつくと太くなってしまうのではないか」「もともと筋肉が少ないからつらいトレーニングは無理」と不安になってしまう方も多いと思います。

筋肉をつけるには、まず持久力を上げるためのトレーニングから始めるのがおすすめ。15~20回ほどできる軽めの種目であれば、筋肉が肥大する心配もありません。ご紹介したトレーニングはすぐに取り組めるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。

執筆者:
肥後晴久