リラックスヨガで心も体も解きほぐそう!初心者にもおすすめのヨガ
リラックスヨガとは?
リラックスヨガという流派のヨガはありませんが、ヨガスタジオなどで行われてるリラックス系のヨガは、陰ヨガというヨガをベースに行われていることが多いです。
陰ヨガは1つのポーズを3分程キープし、深い呼吸とともに体を深部からゆるめていきます。リラックスヨガと名の付くクラスも1つのポーズのキープ時間が長めで、頑張らずにただただ呼吸を味わいながら深いリラックス状態を得ます。
負荷のかかるキツいポーズやストレッチがかかりすぎて痛いポーズというのもほとんどなく、老若男女誰でも受けやすいクラスでヨガをはじめたばかりの初心者の方にもおすすめのヨガです。
リラックスヨガの効果
リラックスヨガは、心も体も芯からほぐしてくれる効果があります。交感神経の優位になった状態は、呼吸が浅く心拍も早い、イライラ、体はカチカチになり肩こり、血圧上昇、情緒不安など身体に様々な悪影響を及ぼします。
リラックスヨガでただただ深い呼吸に集中し長くポーズを行うことで、リラックス効果をもたらす副交感神経が優位な状態になり交感神経優位の状態と全く逆の効果が身体に現れます。
体内の酸素量が増えることで血流が上がり柔軟性が高まったり、老廃物が流れやすい滞りのない体になります。ストレスを感じやすい方はリラックスヨガを行うことで特に良い効果を実感しやすいと思います。
リラックスヨガおすすめのポーズ
チャイルドポーズ
ヨガマットの上などで正座の姿勢になり上体を前に倒し額をマットに付けます。
両手は頭の上に伸ばし、力の入らない場所に置きます。あとは、酸素を背中まで届けるように意識しながら深い呼吸を数分行います。
チャイルドポーズは顔を伏せて、背中を伸ばすポーズなので特に副交感神経が優位になりやすくリラックス効果が高いポーズです。日中に高ぶった神経を鎮めるのに、お休み前にベッドなどで行うことで神経が鎮まり、質の良い睡眠が取れます。
寝た鳩のポーズ
ヨガマットの上などで腕立て伏せの態勢になり、片方の膝を曲げて両手の近くに持ってきます。膝は鋭角に曲がっていて構いません。
そのままお尻を下ろして上体も前に倒していきます。両手は顔の下でも、頭の上に伸ばしても、楽な位置に置きましょう。お尻の筋肉に力が入ってしまいやすいので、脱力をして呼吸だけに意識を向けて数分キープします。
股関節やお尻の筋肉にストレッチがかかるポーズです。股関節やお尻の柔軟性が増し、下半身の血流が良くなることで老廃物が流れやすくなり、浮腫みやすい方や冷え性を改善したい方におすすめです。その他お尻の柔軟性を高めることで腰痛の改善効果も期待できます。
関連記事
「腰痛に効くヨガ」動画3選!初心者でも簡単で効果的なポーズ
リラックスヨガの効果を上げるためのポイント
リラックスヨガの効果を高めるためには、リラックスできる環境づくりも大切です。急いでリラックスヨガを行っても、様々な考えや雑念が頭に浮かんでしまい本来のリラックスヨガの効果が現れにくくなってしまいます。
全てやることを終えて、心も体も落ち着ける状態でリラックスヨガを行うことと、締め付けの無いゆったりしたウェアで行うことがリラックスヨガの効果を上げるポイントです。
ヨガで心も体もリラックス
リラックスヨガは初心者にもおすすめのヨガ。名前通り心も体もほぐしてくれる効果が期待できます。環境を整えることも大切ですので、ぜひ落ち着く環境でじっくりとヨガを楽しんでください。
- 執筆者:
- Hikaru