トマトスープダイエット!効果とおすすめレシピを薬膳調理師が解説
トマトにはダイエット効果はある?
食欲を落ち着かせる
トマトには食欲を落ち着かせてくれる働きがありますので、ダイエットの大敵である暴飲暴食を防ぐことができます。
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温めて食べると効果的
トマトはそのまま食べるのではなく、加熱して食べるスープという点がとても良いです。薬膳の世界では食材に火を通さないで食べると体が冷えるといわれていますし、トマトは性質的にも体を冷やす部類に分けられます。そのため生のトマトを多食すると体がとても冷えてしまいます。
体の冷えている部分には余分なお肉がつきやすいといわれているので(特にお尻やお腹)ダイエットするならば加熱して頂き、温めることを意識しましょう。
トマトスープでダイエットする方法
ダイエット中のスープの取り入れ方としては、通常の食事のおかずを1品スープに変えて、ご飯の量を少し減らすようにしてみましょう。
冷えると太りやすくなるというのは前項でもお伝えしましたが、冷える原因は食事の量を減らしすぎたり、炭水化物を食べないことも挙げられます。たしかに炭水化物は太りやすい性質はありますが、体を温めたりやる気を出す働きをしてくれますのでむやみやたらに炭水化物をカットしたり、極端に食事の量を減らすことはオススメできません。
しかし、ダイエットをしたいならば炭水化物をいつもより減らすことを意識しなければ、なかなか体重は落ちにくいですよね。ですので、その分トマトスープの量を多めに摂取することを意識してください。
また、その時の体調にあわせてトマトスープの食材の中身を変えるのも良いでしょう。例えば、普段から冷えやすい人やちょっと体が冷えた時は生姜、たまねぎ、スパイスを入れる。胃腸の調子が良くないときは胃のケアをする鶏肉やキャベツ、豆類をプラス。疲労を感じたならば、鶏肉、キノコを入れたスープを作ると良いでしょう。
トマトスープでダイエットする際の注意点
薬膳の世界では食材を体を温める性質、冷やす性質、どちらでもないマイルドな性質のものがありますが、トマトは体を冷やす性質に分類されます。そのため、トマトだけを食べ続けてしまうのと体が冷えてしまいやすいので、温める食材も一緒に頂きましょう。
【体を温める食材】
・たまねぎ
・生姜
・にんにく
・鶏肉
ダイエットにおすすめのトマトスープレシピ
トマト、セロリ、ズッキーニのトマトスープ
トマト、セロリ、ズッキーニは暴飲暴食を抑えてくれる働きがありますので、生理前やイライラして食欲が止まらない時にオススメのレシピです。
しかし、このレシピは冷えやすい人にはあまり向いていないので、暑がりさんで体に熱がこもりやすい人に良いでしょう。
エビ、生姜、きのこのスープ
エビ、生姜、きのこは体にエネルギーを与えて体を温める働きを補ってくれます。
このレシピは体が冷えやすい人や胃が弱い人にオススメです。温め食材をプラスしたトマトスープで代謝をあげて痩せやすい体を目指しましょう。
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トマトスープを効果的に取り入れよう
トマトスープは賢く取り入れることで、ダイエットにも効果的。トマト自体は体を冷やす食材ですので合わせる食材にも気を使いながら作ってみてくださいね。
- 執筆者:
- 倉口 ゆうみ