楽しい&簡単!自転車ダイエットで太りにくい体をゲットする方法 楽しい&簡単!自転車ダイエットで太りにくい体をゲットする方法
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楽しい&簡単!自転車ダイエットで太りにくい体をゲットする方法

柔整鍼灸師である父親の影響を受け、21歳で柔道整復師の免許を取得。サッカーチーム、アーティストグループ帯同の他、出張型整骨院でトレーナー活動中。現在、一児の母としての経験も生かし、マタニティトレーニン…
2019年08月17日
脂肪燃焼効果のある有酸素運動の中でも、長時間続けやすい自転車ダイエットは、運動が苦手な人にもおすすめの運動法です。ダイエット効果を上げる自転車の乗り方や走行距離、頻度などを、スポーツトレーナーのKISAFU先生に教えていただきました。

自転車がダイエットに有効と言われる理由

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長時間続けやすい有酸素運動

自転車は、脂肪燃焼に効果的な有酸素運動で、なおかつ長時間続けやすい運動法のため、ダイエットに有効と言われています。

同じ有酸素運動であるランニングやスイミングに比べると運動強度が低いため、運動が得意でない人でも、ゆっくりと長い時間をかけて脂肪を燃やすことができます。

日常で使わない筋肉を鍛えられる

自転車のこぎの動作は、日常生活では使われにくい股関節周りの筋肉を鍛えるのに効果的です。

股関節周りの筋肉を鍛えておくと、体の使い方が変わり、全身の代謝アップにもつながります。太りにくい体づくりなど、長期的なダイエットをめざす人にぴったりです。

自転車ダイエットで得られる効果
自転車ダイエットは、自転車に乗っている間に痩せるというものではなく、自転車に乗って鍛えられた筋肉のおかげで太りにくくなるというものです。そのため、自転車ダイエットをやめても太らない体になっていることが、ひとつのゴールだと言えます。

ダイエット効果を上げる自転車の乗り方

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普段と同じように自転車にまたがり、足をただ回転させるだけでは、ダイエット効果は半減してしまいます。ダイエット効果を期待するのであれば、以下のポイントを押さえましょう。

・サドルの高さは、座ったときに膝が軽く曲がるくらい
・背筋を伸ばして座る
・ペダルをこぐときは、つま先ではなく土踏まずでしっかり踏み込む
・スピードはやや速めをキープ


ペダルを土踏まずで強めに踏み込むことで、お尻からもも裏の筋肉が働き、脚やせ効果が期待できます。

こぎはじめたら、前を歩く人を追い抜くくらいの気持ちで速度を上げていきましょう。のんびりこぐよりも、ある程度のスピードでこぎ続けることで、ダイエット効果が持続します。

ダイエット効果を得るための走行時間

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人それぞれで適正値は異なりますが、30分〜1時間がひとつの目安です。

自転車をこぎはじめて数分経つと、心拍数が上がり、少しずつ汗ばんでくると思います。この汗が、脂肪燃焼開始のサインです。

脂肪燃焼の準備が整っているのに、早々に切り上げてしまうのはもったいないですよね。目安時間の30分以上は走り続けてみると良いでしょう。

ダイエット効果を得るための頻度やメニュー

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ダイエット目的で自転車に乗るのであれば、毎日継続して行うのが理想的です。

しかし、毎日自転車に乗るのが難しいという人もいることでしょう。その場合は、まずは週2回、あるいは休みの日は必ず1時間乗ると決めるなど、自転車ダイエットを繰り返しやすいパターンを作ることをおすすめします。

1日何時間走る、何km走るなどと決めてしまうと続けにくいという人は、時間や距離にとらわれず、まずは習慣化することを目標にしてください。

徐々に、2〜3駅くらいを往復しよう、公園の外周を2〜3周走ってみようなど、だいたいの距離をイメージしていきましょう。長く続けられるように、自分のペースを作ることが大切です。

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自転車ダイエットを楽しもう!

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自転車ダイエットは有酸素運動の中でも、比較的身体の負担を感じにくい運動法です。加えて、風を切って走る心地良さもあるため、ストレスが発散できて気持ちいい!と感じる人もいるでしょう。ぜひ楽しみながら、太りにくい体を手に入れてくださいね。

執筆者:
KISAFU