運動してるのに痩せない!そんな時はダイエット方法や食事を見直し
運動しても痩せない原因
運動しても痩せない原因としてまず考えられるのは、「間違った運動のやり方をしていること」です。
例えば有酸素運動は体脂肪を減らすのに有効ですが、脂肪をできるだけ沢山燃やそうと、呼吸が激しく乱れるくらいの運動強度で行ってしまうと、体内に十分な酸素が行き届かないため無酸素運動になってしまい、却って脂肪を燃焼させることができません。
「運動をしているのに痩せない…」という場合は、まず運動のやり方が適切かどうかチェックするとよいでしょう。
痩せるために運動を取り入れるメリット
運動を行うことで、痩せるために不要なものを減らすことができ、逆に必要なものを増やすことができるので、健康的に痩せることができます。
具体的には、有酸素運動を行うことで体脂肪を減らすことができ、筋トレによって除脂肪体重を増やすことにより基礎代謝を上げることができ、体脂肪が増えにくいカラダにすることができます。
運動だけで痩せようとすることのデメリット
運動だけで痩せようとしても、食事の摂り方がいい加減になっていると、なかなか体脂肪を落とすことができません!
例えば運動をばっちり2時間行って体脂肪を燃やしたとしても、その日の夜に飲みに行ってフライドポテトや唐揚げなど油ものをおつまみに飲んで、〆にラーメンというような習慣が続くと、体脂肪は落ちるどころか増えてしまう可能性も考えられます。
したがって確実に体脂肪を落として痩せたい場合は、運動だけで痩せるのではなく、合わせて食事の摂り方にも配慮する必要があります。
痩せるために効果的な運動方法
運動は有酸素運動と筋トレを合わせて行うようにし、筋トレ直後に有酸素運動を行うようにします。その理由は、筋トレ直後は体脂肪が分解され始めるタイミングだからです。
また、筋トレは筋肉の成長を促すだけでなく脂肪の分解をも促す成長ホルモンを分泌させるために不可欠です。成長ホルモンは筋肉中に乳酸が蓄積されると分泌されます。筋肉中に乳酸を蓄積させるには、中程度の強度でセット数をやや多めにし、セット間の休憩を短めにとるようにします。
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運動で痩せるための注意点
痩せる効果を高めるには、やはり運動と合わせて食事の摂り方にも気をつける必要があります。
痩せるために食事の摂り方で気をつけておきたいポイントが2つあります。
食事を規則正しく摂る
「一日三食をできるだけ規則正しく摂ること」です。食事の回数を少なくすると、つい「まとめ食い」になりがちです。すると血糖値が急激に上昇するために血糖下降ホルモンであるインスリンが分泌されます。
このインスリンには血糖値を下げる他に、脂肪の合成を促進する働きがあるのです。また、空腹状態が長く続くと、血糖値が低下するため血糖上昇ホルモンが分泌されます。
するとカラダは筋肉を分解してまでエネルギーを作り出そうとしてしまうので、筋肉量が低下してしまいます。そのため、血糖値の急激な上昇と低血糖な状態を避けるために、三食を規則正しく摂るようにします。
夕食は糖質や脂質を控える
「夕食時は糖質や脂質の摂取を控えるようにすること」です。夜は朝と昼に比べて活動量が少ないので、カラダを動かすエネルギーとなる糖質や脂質を摂ってしまうとそれらはエネルギーとして使われずに体内に脂肪として蓄積されてしまいます。
そのため夕食は糖質や脂質の摂取をできるだけ控え、その代わりにカラダを作る材料となるタンパク質を中心に摂るようにしましょう。
正しいダイエットで痩せよう
運動しているのに痩せないという方はダイエット方法や食事内容の見直しをしてみましょう。もしかしたらどこかで間違った方法をしているかもしれません。
運動は健康的になるメリットもあるので、痩せないからといって焦らずにダイエットをしてくださいね。
- 執筆者:
- 町田 晋一