「エア縄跳び」で脚&二の腕ダイエット!正しいやり方で効率アップ
エア縄跳びとは?
エア縄跳びは、縄跳びをしているようにその場で小刻みにジャンプをする運動です。室内でできる有酸素運動として、ダイエットにも効果が期待できるでしょう。天候の心配をする必要もなく、時間の制限もないため気軽に行えるのが魅力です。
より本格的に行いたい方は、エア縄跳び専用のアイテムも。縄跳びの持ち手部分だけがある形になっていて、持って跳ぶことで時間や回数、消費エネルギーを計測してくれます。
エア縄跳びのメリット
天候を気にする必要がない
縄跳びもあまり場所をとる運動ではありませんが、エア縄跳びは縄を振り回すことがないためよりコンパクト。室内でも問題なく行えます。
外へ行くとなると、雨が降っている時や過ごしづらい気温の時は、運動のやる気もそがれてしまうもの。エア縄跳びならその心配はありません。ダイエットも長続きしやすいでしょう。
いつでもできる
自宅かつ省スペースで取り組めるエア縄跳びは、やる気が出た時にすぐできます。スポーツジムのように決まった時間に出かける必要もありませんし、1度の運動も時間をとるものではありません。忙しい方でも気軽にチャレンジできます。
人に見られる心配がない
外で縄跳びをするとなると、人目が気になってしまう方もいると思います。エア縄跳びは室内で十分な運動ができるので、ダイエットをしているところを見られたくない方にもうってつけ。周囲から「いつのまにかスタイルが良くなった?」と思ってもらえるかもしれません。
縄跳びができなくても大丈夫
縄跳びは続けてジャンプし続けることで有酸素運動が成り立ちます。途中で引っかかってしまうと、運動が中断されるばかりか上手くいかないストレスで余計に疲れてしまう可能性も。
縄跳びダイエットに必要なのはあくまでもテンポよく跳び続けることであり、縄跳びのスキル自体は重要ではありません。縄跳びが苦手な方には、得手不得手にかかわらず同じ運動ができるエア縄跳びのほうが効果的と言えます。
エア縄跳びに期待できるダイエット効果
脚痩せ
縄跳びの動きは太ももを中心に筋肉を使って跳ね、足首・足裏で着地の衝撃を吸収、と脚全体を効率よく使います。また、お尻から脚にかけての部位は体の筋肉の3分の2を占めており、ここを鍛えることは基礎代謝の改善にも効果的です。エア縄跳びで皮下脂肪の燃焼率を高めれば、脚痩せ効果が期待できるでしょう。
二の腕痩せ
縄跳びの動作は二の腕の筋肉も刺激できます。ストレッチや筋トレのようにその場で二の腕を動かすだけでなく、有酸素運動中に二の腕を刺激できるのがポイント。
エア縄跳び専用のアイテムを使うとより効果が期待できるでしょう。負荷をかけるために重さのある持ち手になったタイプもあります。
エア縄跳びの正しいやり方
毎分60回・計1,000回跳ぶ
1分間に60回のペースを基本とし、インターバルを含めて10~30分間行いましょう。1,000回くらい跳ぶのが理想です。
時間の幅がありますが、これは最初のうちは体がついてこない可能性を考慮したもの。できれば10~15分に収めるよう頑張ってみてください。小さな負荷をたくさんかけるのがポイントです。
インターバルは1~2分
インターバルは1~2分程度に収めます。エア縄跳びは有酸素運動のため、休憩中に息が整ってしまうと効果がありません。短いインターバルで再スタートすることで、体がたくさんの酸素を取り込もうと肺の働きも活発化。脂肪を燃焼しやすくなります。
ただし張り切りすぎていきなり短いスパンで行うのもNG。ご自身の体力と相談しながら時間や間隔を調整してください。
《hrhs629先生からの一言》
ダイエットとは別の視点になりますが、エア縄跳びを行う時は騒音にも注意してくださいね。
エア縄跳びのダイエット効果を高めるコツ
運動前後のストレッチ
運動を行う前はストレッチが欠かせません。筋肉を伸ばして伸び縮みしやすくするとともに、刺激を与えることで運動効果を高めることができます。
また、運動後にストレッチをすることで筋肉を休ませ、自律神経を整える効果も期待できるため、エア縄跳びを始める前と終わった後は、必ずストレッチで体をほぐしましょう。
大きく跳ばない
エア縄跳びは、跳ぶ動作でくり返し負荷をかけて持久力を高めるのものです。ジャンプそのものが目的ではないため、高さは必要ありません。ボクサーがトレーニングでする縄跳びをイメージして、リズミカルに小さく跳ぶことを意識しましょう。
ダイエットが長続きしない方に!エア縄跳びがおすすめ
エア縄跳びは気軽に始められるダイエット方法の一つ。縄に引っかかる心配がなく、室内でいつでも始められるため、運動が苦手な方やダイエットが長続きしなかった方にもおすすめです。「今度こそダイエットを成功させたい!」という方はぜひチャレンジしてみてください。
- 執筆者:
- 肥後晴久