【知っておきたい鯖缶の効果】バランスよく食べて健康的に!
鯖缶のカロリーと栄養
鯖缶のカロリー
便利で栄養価も高いと人気のある鯖缶は、いろいろな商品が販売されています。
商品によって、カロリーに誤差はありますが、100gあたり200kcal程度のカロリーがあります。
鯖缶の栄養
魚類なので、たんぱく質を多く含みます。また、鯖は脂質の多い食材でもあるため、脂質も多めです。
ビタミンでは、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、ビタミンDを多く含みます。また、鯖のような青魚には、オメガ3脂肪酸であるDHA、EPAが多く含まれます。
鯖缶の健康・美容効果は?
血液をサラサラに
鯖などの青魚に含まれているオメガ3脂肪酸であるDHA、EPAは血液をサラサラにする効果が期待できます。
悪玉と呼ばれるLDLコレステロール値の上昇を抑え、善玉とよばれるHDLコレステロール値を上げます。血液サラサラを維持するには、このDHA、EPAが必要です。
髪の毛や皮膚に効果的
鯖に多く含まれるビタミンB6は、たんぱく質代謝に関わる栄養素です。
たんぱく質と聞くと筋肉を思い浮かべがちですが、私たちの髪の毛や皮膚もたんぱく質からできており、これらの健康にも役立ちます。つまり、髪の毛のハリやツヤに関わる栄養素でもあるので、不足しないようにしたいですね。
また、ビタミンBはホルモンバランスを整え、月経前のイライラや不安感も解消する役割もあります。
鯖缶の効果をアップさせる食べ方
鯖缶は鯖の身と汁が缶の中に入っていますが、身だけでなく汁までしっかり食べられるように調理しましょう!鯖には豊富な栄養素が入っていますが、汁の中にも溶け出している栄養素が多くあります。
水溶性ビタミンであるビタミンB群、EPA、DHAも一部は汁の中に溶け出しています。これらの栄養素が溶け出した汁を捨ててしまうのはもったいない!ということで、汁まで食べられるように調理することをおすすめします。
そのまま煮物にするのもよし、お米と一緒に炊飯器に入れて、鯖のごはんにするのもおすすめです。
鯖缶を食べる時の注意
食べ過ぎに注意
鯖缶は豊富な栄養素がしっかり入っているので、たくさん食べたいところですが、脂質も多く含まれています。食べ過ぎは肥満の原因になるため、注意しましょう。あくまでも、おかずのひとつとして、1日1缶程度にとどめておきましょう。
バランスを考える
鯖缶ダイエットという言葉もたまに耳にしますが、鯖缶ばかり食べていても、脂質が多いためダイエットをするのは難しいでしょう。
食事はバランス良く、主食としてごはん、主菜のメインのおかずとしてお肉やお魚、副菜として野菜を揃えた上で、健康のために上手に鯖缶を取り入れてくださいね。
《asa先生からのアドバイス》
主食・主菜・副菜どれにも鯖缶は食材として使用できます。
主食であれば鯖缶の炊き込み御飯。主菜であればダイレクトに鯖缶そのもの、副菜であれば煮物など、いろいろな用途が期待できる鯖缶。あなただけのオリジナル鯖缶料理を見つけてみてください。
鯖缶を効果的に食べよう!
鯖缶は血液をサラサラにしたり、髪の毛や皮膚への健康効果が期待できます。しかし脂質が多いので食べ過ぎには注意です。
バランスよく食事に取り入れて、健康的な食事を心がけてくださいね!
- 執筆者:
- asa