「美声ヨガ」って?喉の詰まり・ガラガラをすっきり整える方法
喉の詰まりやガラガラは、声帯や体が緊張しているサイン
何となく咳払いをしたくなるような、喉の違和感。声がはっきり出ない感じ。これらは、普段声帯や体が緊張しているサインかもしれません。
声帯が緊張すると、呼吸の通り道が細くなり、硬い声が出て喉を痛めやすくなります。しょっちゅう喉風邪のような症状になる方は、喉に負担がかかる声の出し方をしている可能性があります。
体が緊張すると、声帯の緊張にもつながります。首や肩が凝りやすい場合も、喉風邪になる可能性があるのだそう。
あくびやため息で、声帯をゆるめよう
あくびをする真似をしてみて下さい。喉が大きく広がりますね。声は出さないようにあくびをすると、声帯を使わずにゆるめられます。
次に、あくびをする広い喉を作ったまま、ため息をついてみましょう。ため息をつくと肩や全身の力が抜け、リラックスします。声はできるだけ柔らかく、空気をたっぷり含んだ音になるようにします。
体をゆるめて喉を楽にする美声ヨガ
今までの、「あくびの喉でため息」をつきながら、ヨガのポーズを行うことで、より肩や全身の力が抜けて、喉がリラックスしてスムーズに声が出るようになります。
・鼻から息を吸って、ため息で吐きながら頭をぐるりと回してみましょう。
・鼻から息を吸って片腕を上げ、ため息で吐きながら体側を伸ばしてみましょう。
・鼻から息を吸って、ため息で吐きながら足首を回してみましょう。
足首は首の緊張状態とリンクする部位なのです。
おわりに
いかがでしたか?声を出しながらヨガをすると、喉も体もリラックスをして、相乗効果が上がります。喉の違和感も減るでしょう。ぜひ試してみてください。
- 執筆者:
- 美宅 玲子