О脚・下腹ポッコリを解消!体のゆがみを取る「骨盤底筋群エクササイズ」
特に、骨盤底がゆるむことによって、姿勢を整える土台がゆるんでしまい、ちょうどねじがゆるんだように、体がぐらぐらに不安定になってしまうのです。今回は、体のゆがみを取るために、骨盤底のねじを締めるエクササイズをご紹介いたします。
骨盤底がゆるむとО脚になるわけ
骨盤底筋群がゆるむと、つながりの深い腹筋や内ももの筋肉の力も入りづらくなってきます。そのため、脚を閉じる力が弱まり、О脚になりやすくなります。
内臓が下垂して、さらにその傾向が高まります。お腹の力が抜けると、脚の力も抜けやすくなるので、力強く立つことが難しくなり、足やふくらはぎの負担が増えて、ゆがんてしまう場合もあります。
骨盤底がゆるむと下腹ポッコリになるわけ
骨盤底は、内臓を下から支える筋肉です。骨盤底の筋肉がゆるむと、つながりのある内臓を周りから支える腹横筋もゆるみやすくなり、内臓の位置を正しく収めておくことが難しくなってお腹が出たり下腹が出たりします。
骨盤の位置や傾き、姿勢を維持することが難しくなるので、姿勢が不安定になって、腰痛なども起きやすくなります。
骨盤底から引き締めて、ゆがみを予防するエクササイズ
それでは、骨盤底を引き締めて、下半身のゆるみやゆがみを予防するエクササイズをご紹介します。おしぼり状に丸めたフェイスタオルを股の後ろ寄りにはさみます。つま先や膝、股関節は正面かやや外寄りに向けます。
タオルを骨盤底でつかんで、体の中に引きこみ上げるようにイメージをしてみましょう。骨盤底の筋肉が活性化されて、内ももからお腹まで適度な張りと緊張感が生まれ、姿勢を整えやすくなります。
また、お風呂の湯船の中でお湯を骨盤底から吸い込むイメージを持ってみるのも、いいエクササイズになります。内臓の位置が整い、引き締まったゆるみにくい姿勢をつくることができます。
おわりに
いかがでしたか?ゆがみ・ゆるみの予防は姿勢から。姿勢の土台は骨盤底から。それを実感して頂けたでしょうか。最初は骨盤底の筋肉に力が入っているのか、できているのかが分かりにくいかもしれませんが、地道にコツコツと続けていると、徐々にできている実感が湧くようになるはずです。どうぞお試しください。
- 執筆者:
- 美宅 玲子