カラダがポカポカ温かくなる。お出かけ前でもできるストレッチ2選
たった2つだけ!ストレッチでカラダを温めるためのポイント
「ストレッチでカラダが温まるの?」という声が聞こえてきそうですが、次に挙げる2つのポイントを踏まえることで、カラダを温めることができます。
【1】ダイナミックストレッチを行うこと
1つめのポイントは、動きを伴うストレッチである「ダイナミックストレッチ」を行うことです。ダイナミックストレッチとは、関節の曲げ伸ばしや回す動作を、リズミカルに繰り返すことで可動域を広げていくストレッチです。伸ばした状態を静止する静的ストレッチと異なり、動きを伴うので心拍数が上がり、血流が促進されます。
【2】なるべく全身を動かすことができるストレッチを行うこと
では、ダイナミックストレッチなら何でもいいかというと、そうではありません。なるべく全身を動かすことで体温が上がり、カラダを温めることができます。
では、カラダを温めるストレッチを2つご紹介しますので、実際に行ってみましょう!
カラダを温めるストレッチ【1】
写真右のように片脚を後ろに引いて股関節を伸ばし、同じ側の腕は前に、反対側の腕は後ろに構えます。そこから前にある腕を後ろに、後ろにある腕を前に振りながら、伸ばしていた股関節を太ももを上げることで曲げていきます(写真左参照)。
少しずつ腕の振りと股関節の可動域を広げていくようにしましょう。
左右それぞれ10回ずつ行います。
カラダを温めるストレッチ【2】
両肘を曲げて肩の高さに構えた体勢から(写真右参照)、写真左のようにお腹の正面で右肘と左膝をくっつけていきます。くっつけたら元の体勢へ戻り、今度は左肘と右膝をお腹の正面でくっつけます。
肘と膝がつかない場合は、できる限り肘と膝を近づけるようにしましょう。
やはり少しずつ可動域を広げていくように意識しながら、左右交互に20回繰り返します。
ストレッチを行うにあたり注意すべき点
以上、ご紹介したストレッチを行うにあたり、注意しておきたい点が3つあります。
1つめは、暖かいお部屋で行うことです。寒い環境でストレッチを行うよりも、やはり暖かいところで行ったほうがカラダが温まりやすいからです。
2つめは、今回ご紹介したストレッチは立位の状態で行いますので、なるべく滑りにくい床の上で、周りに障害物がないことを確認した上で行うようにしましょう。
そして3つめは、関節を動かして痛みや違和感がある場合は無理に動かさないようにします。動かせる範囲でストレッチを行いましょう。
以上のポイントと注意点を踏まえた上で、ストレッチを行ってみてください!
- 執筆者:
- 町田 晋一