良い姿勢がもたらす嬉しい効果3つ   良い姿勢がもたらす嬉しい効果3つ
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今すぐ背筋を伸ばしたくなる。良い姿勢がもたらす嬉しい効果3つ

東海大学体育学部卒業後、大手フィットネスクラブの社員を経てフリーのインストラクターとして独立。 現在はスタジオ・プールにおいて幅広い年齢層へのレギュラーレッスン他、パーソナル指導、アスリートへの…
2017年11月07日
背筋を伸ばして颯爽と歩いていたり、脚を揃えてキレイに座っている女性をみると、同性ながらステキだなと思います。世間的にも姿勢が良いと「キチンとしている人」「賢そう」という印象を受けるようです。さらに、良い姿勢は印象もさることながら、カラダにも嬉しい効果がたさんあるのでご紹介します。

効果1. 血流

姿勢が悪いと筋肉の緊張(肩こりを想像してみてください)で、血管が圧迫され血液の流れが悪くなります。つまり代謝の低下につながります。

良い姿勢で血液の流れを良くして代謝を上げれば、エネルギー消費量は上がり太りにくくなります。これからの季節、カラダの隅々まで血液を巡らせて冷えも改善したいですね。

効果2. 筋肉

姿勢が良いと、日常生活でも自然に「たるみやすいお尻の筋肉」「骨盤のポジションに関わる筋肉」「気になるお腹周りの筋肉」などが使われるので、スタイルアップに繋がります

スタイルアップ
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効果3. 呼吸

ダイエットでエクササイズをしている女性も多いと思います。エクササイズ中に良い姿勢でしっかりと呼吸することはとても大切なことです。

背中が丸まって胸(胸郭)が潰れたような姿勢をしていては、胸が広がらず呼吸に関わる横隔膜の動きも悪くなり、良い呼吸が出来なくなってしまいます。

腰痛などにならないためにも、筋トレやジョギングを良い姿勢で行うことも大切ですよね。

(おまけ)
★脂肪燃焼に効果的なジョギングやウォーキングは「楽に呼吸ができるペース」です。
・心拍数を目安にするのも良いと思います。

目標心拍数(1分間)=(220-年齢-安静時心拍数)×運動強度+安静時心拍数

脂肪燃焼に効果的な運動の強度は40~60%
例:35歳で安静時の心拍数が60回の場合
  運動強度40%→(220-35-60)×40%+60=110
  運動強度60%→(220-35-60)×60%+60=135
  脂肪燃焼に効果的な心拍数は110~135回くらいとなります。

ジョギング
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おわりに

はじめは良い姿勢でずっといるのは難しいかもしれません。

気づいたときに視線をあげて背筋を伸ばしてみましょう。そして自然に持続できるようになるといいですね。

良い姿勢で「良い呼吸をして」「血流を良くして」「筋肉を良く働かせて」スタイルアップ!印象アップ!キレイを目指しましょう。

(※理想的な姿勢については以前の記事『カラダが変わる!「理想な姿勢」をつくる3つの意識』をご覧ください)

執筆者:
関野 さくら