一般社団法人 Educate Movement Institute(関野 さくら)「想的な姿勢をつくる3つの意識」 一般社団法人 Educate Movement Institute(関野 さくら)「想的な姿勢をつくる3つの意識」
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カラダが変わる!「理想な姿勢」をつくる3つの意識

東海大学体育学部卒業後、大手フィットネスクラブの社員を経てフリーのインストラクターとして独立。 現在はスタジオ・プールにおいて幅広い年齢層へのレギュラーレッスン他、パーソナル指導、アスリートへの…
2017年08月12日
「筋トレ女子」「ヨガ」「美尻」・・・世の中はちょっとしたトレーニングブームです。しかし、いくらトレーニングやエクササイズを頑張っていても、普段の姿勢が整っていなければ効果も半減。どんな美人さんでも、どんなにスタイル抜群でも、姿勢が悪いと残念な感じがします。エクササイズをしていない時間でも、自分のカラダを感じて姿勢を整えていられることが大切なのではないでしょうか。

そもそも理想的な姿勢とは?

姿勢を良くしようと思っても、理想的な姿勢が分かっていなければ改善することができません。また、猫背を直そうと腰を反って胸を張ったために腰痛になってしまったり、肩に余計な力が入って肩こりに・・・という人も多いと思います。

腰痛のイメージ
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理想的な姿勢は、カラダを横から見たときに、
・耳介(耳の穴)
・肩峰(肩の端の出っ張った骨)
・大転子(股関節の付け根)
・膝中央
・外果前方(外くるぶし)
これらが並ぶラインとされています。

理想的な姿勢をつくる3つの意識

1. 足裏から頭頂(遠くを見るようにして頭のてっぺん)までを一本の軸としてとらえ、「軸を上に引きあげる」という、背伸びをするような意識。この背伸びをすることで腹横筋や多裂筋といった筋肉にスイッチが入り、体幹を安定させます。

★頭頂から真下に軽く手で圧をかけ、それを頭頂で押し返すようにすると分かりやすいです。

姿勢のイメージ
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2. 骨盤の上に長い背骨、その上の高い位置に頭をフワッと乗せている意識
3. 足の真ん中あたり、靴紐を結ぶ位置に重心を乗せる意識

いかがですか?首や肩・腰への負担が軽くなる感じがして、無理なく理想の姿勢になっていませんか?そう!理想的な姿勢とは疲れない姿勢なのです。

姿勢が変わればカラダが変わる

理想的な姿勢がとれれば、エクササイズやトレーニングの効果も上がります。

運動する時間をとるのが難しくても、電車に乗っている時、信号待ちしている時など意識して立ってみてください。カラダが変わるのが実感できると思います。

執筆者:
関野 さくら