【呼吸を深めるセルフケア】お腹や背中をほぐして、深い呼吸と代謝を取り戻す
手をお腹に当てる呼吸法
仰向けに寝転がり、両膝を立てます。両手のひらをお腹に乗せて、ゆったりと呼吸をします。しばらくすると、手の重みや温かみがお腹に伝わり、呼吸でお腹が大きなストロークで動くのが分かるようになります。
ゆっくりと深い呼吸はお腹を内側から温め、内臓が動き始める効果が期待できます。心もリラックスしてくるのが分かるでしょう。
タオルを当てる呼吸法
仰向けで両膝を立てて寝転がります。腰の後ろにたたんだタオルを置き、息を吸った時に呼吸でお腹が後ろに膨らみ、腰のタオルを押しつぶす感覚を持って、意図的に大きな呼吸をしましょう。マイペースで深い呼吸を繰り返します。
タオルを押しつぶしている腰の部分の筋肉の緊張がゆるみ、呼吸をすればするほどほぐれていきます。タオルを置く位置を、背中の上の方から下の方まで様々に変えながら同様に行います。感覚に慣れてくれば、体を起こした状態でも行えます。
おわりに
いかがでしたか?知らないうちに緊張して、動きが悪くなっているお腹や背中。ちょっとしたコツを意識して呼吸をするだけで、硬さがゆるんで本来の深い呼吸と代謝を取り戻すことができます。リラックス方法としても、ぜひお試し下さいね。
- 執筆者:
- 美宅 玲子