つい脚を組んでしまうあなたにして欲しいストレッチ! つい脚を組んでしまうあなたにして欲しいストレッチ!
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「脚を組むと外ももが張る!?」脚を組む人必見の内ももストレッチ

下半身痩せ専門パーソナルジム「Style A 芝公園」代表。執筆家。 10年以上トレーナーとしてのキャリアを築くなかで、最も要望が多く最も難しいとされる「下半身痩せ」を専門としたパーソナルジムを開業…
2018年02月04日
下半身痩せ専門パーソナルトレーナーの飯沢芳明です。今回は何となく悪い事と知っていてもついついやってしまう「脚を組む」姿勢。なぜ私たちは無意識に脚を組んでしまうのでしょうか?その原因とデメリット・解消ストレッチをご紹介します!

脚を組むと起こる3つのデメリット

悪い事と知っていながら、ついついやってしまう脚組み姿勢。私たちはなぜ脚を組みたくなるのでしょうか?それは、カラダの安定を図っているためと言われています。

人間のカラダはもともと左右非対称です。椅子に座るとその差がより顕著になります。そんな不安定な状態を解消しようとして、脚を組んでいるのだと言われています。

脚を組むことで骨盤が歪むというのは周知の事実でしょう。しかし、骨盤が歪むことでどのようなデメリットがあるのかを知らない方は多いのではないでしょうか?デメリットを3つご紹介します。

■お尻が垂れる
脚を組むことで、お尻の筋肉は引き伸ばされ弱くなります。弱くなった筋肉は衰え、やがてヒップラインを下げてしまうのです。

■腰痛の原因になる
お尻の筋肉は、もともと左右の揺れに耐える役割を持っています。お尻の筋肉が弱くなると、左右の揺れを腰で受け止めてしまう場合があり、結果的に筋肉は緊張し腰を痛めてしまうのです。

■外ももが張ってくる
お尻の筋肉が弱くなると、左右の揺れに耐えるという役割を外ももの筋肉が代償します。その結果、外ももの筋肉は過剰に働くことになり張ってくるのです。

脚を組む
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脚を組む人必見!内ももストレッチ!

ここまで脚を組むことで生じるデメリットをお伝えしてきましたが、ここからはおすすめストレッチをご紹介します。

ただし、このストレッチは脚を組まなくて良くなるストレッチではなく、脚を組むことで硬くなってしまった筋肉をほぐすストレッチですので悪しからず。脚を組むことで硬くなる筋肉は主に内ももの筋肉(内転筋群)です。早速試してみましょう!

■内もものストレッチ

《やり方》
1.四つん這い姿勢をとり、脚をカラダの真横へ伸ばします。
※背中を真っ直ぐに伸ばし、腰が丸まらないよう注意しましょう!
2.腰のカーブを保ったまま、お尻を後方へ引いていきます。
3.内ももに伸びを感じたら、カラダを1.の姿勢まで戻します。
4.この動作を10回行い、反対側も行います。
※全工程で自然な呼吸を繰り返しましょう!

その後のケアが大切です!

脚を組む姿勢が習慣化してしまっている方は、急に辞めろと言われてなかなか難しいもの。であるなら、脚を組んだあとのケアに注力しましょう!

ストレッチを習慣化することは、脚組みのデメリットを解消するだけではなく、下半身痩せにも繋がる大切な要素です。綺麗なボディラインを維持し続けるためにストレッチを習慣化してみましょう。

以上、下半身痩せ専門パーソナルトレーナーの飯沢芳明でした。

執筆者:
飯沢 芳明