食事制限なし!痩せやすい体になる食事のポイント
血糖値を急激に上げない食べ方をする
まずは、血糖値を急激に上げてしまうような食べ方をやめましょう。血糖値が急激に上がると、インスリンが体内で大量に分泌されてしまいます。ここで使い切れなかったインスリンは、食事から獲った糖を脂肪に変えて蓄える働きがあるため、太りやすくなってしまいます。
血糖値を急激に上げないためには、ゆっくりと時間をかけて食べること、また糖質の多い炭水化物から食べるのをやめ、野菜やきのこといった食物繊維の多い食材から食べることなどを心がけるといいでしょう。
高たんぱく質の食材をしっかり摂る
外食などは、糖質の多い炭水化物が多く、たんぱく質が少ないものが多い傾向にあります。太ってしまう原因のひとつに筋肉量の少なさがあげられます。
食べたものをエネルギーに変える働きのことを代謝といいますが、この代謝が高ければ、食べても太ることはありません。この代謝を左右するのが筋肉です。そして、その筋肉を作ってくれるのがたんぱく質。なかでも、納豆、卵、牛すじ、鯖、黒ゴマなどの食材は高たんぱく質なので、積極的に取り入れたい食材。ただ、たんぱく質を取っても筋肉が生成されなければ意味がないので、適度な運動を取り入れることも忘れずに。
腸内環境を良くする食物を摂る
腸内環境が整うと、痩せるホルモンと言われる「GLP-1」が分泌されやすくなります。腸内環境を整えるためには、乳酸菌を増やす必要があります。乳酸菌を増やすには、オリゴ糖や食物繊維の含まれる食材を摂りましょう。
乳酸菌が摂れる食材といえば、ヨーグルトが代表的。今ではオリゴ糖や食物繊維が含まれている市販のものがありますから、手軽に取り入れるならオススメ。また、キムチ、漬物なども乳酸菌を多く含んでいます。オリゴ糖と食物繊維が含まれる食材としては、キャベツやごぼうなどがあります。これらの食材を日々の食事に組みこんでみてはいかがでしょうか。
痩せたいからといって無理な食事制限をすると、ストレスが溜まったり、ドカ食いをしてしまったり・・・。それよりは、ここで紹介したような食材を取り入れた食生活を心がけてみてはいかがでしょうか。
- 執筆者:
- 長岡 宏江