ストレッチする女性 ストレッチする女性
画像出典: istock

血糖値が成功の鍵?上手にコントロールして痩せ体質を目指そう

全米ヨガアライアンス 、フィジカルトレーナー、スポーツリズムトレーニング デュフューザー資格を取得。エアリアルヨガのスタジオで空中ヨガやフローヨガのレッスンを行っています!
2020年01月12日
血糖値を気にしたことありますか?高血圧と同じで年配の方が気にするものと思っている方が多いのではないでしょうか。しかし、この血糖値こそがダイエット成功の鍵なのです。今回は血糖値をコントロールした生活でダイエットを成功させる方法をご紹介します。

血糖値とは

考える女性
画像出典: istock

血糖値とは、血液内のブドウ糖の濃度の値のことを言います。糖分の含まれる食べ物や、ご飯やパンなどの炭水化物を摂った後に、血液中のブドウ糖濃度が上がります。血糖値が上がると、インスリンというホルモンが働きエネルギーへと変えられますが、残ったブドウ糖はインスリンと合体しグリコーゲンという物質になります。

このグリコーゲンは肝臓や筋肉に蓄えられるのですが、その量はほんのわずか。残ったグリコーゲンは体脂肪に変えられてしまうのです。一方、血糖値が下がると血液中のブドウ糖が不足した状態となり、自律神経症状の動悸やめまいといった症状が現れます。

血糖値をコントロールするとなぜ痩せる?

女性
画像出典: istock

では、血糖値をコントロールするとなぜ痩せるのでしょうか?これは〝血糖値スパイク〟を防ぐことがポイントとなります。血糖値スパイクとは、糖分の多い食事の後に血糖値が急上昇することです。血糖値が急上昇すると大量のインスリンが分泌され血糖値が下げられますが、この大量のインスリンの分泌が体脂肪を溜め込み、太る原因となります。

また、血糖値の上昇が緩やかで少量のインスリンしか分泌されないと、体は貯蓄していたグリコーゲンや中性脂肪をエネルギーとして消費するようになります。要するに、血糖値の急上昇を防ぎインスリンの分泌を抑えることで、太りにくく痩せやすい体になるのです。

血糖値が急上昇しにくい食事とは

お皿とカトラリー
画像出典: istock

血糖値が急上昇しにくい食事の方法を、血糖値が上がりにくい食品とともにご紹介します。まず、血糖値の急上昇を防ぐにはタンパク質もしくら野菜から先に食べてることが大切です。これはタンパク質や野菜の繊維質を消化するのに時間がかかるため、その後に摂取する糖質が吸収されにくく、血糖値が上がりにくくなるためです。

この他にも、空腹の時間を作らないように間食を摂ることも大切です。空腹になると血糖値は急降下している状態のため、その後の食事で血糖値が急上昇しやすくなります。ナッツやサツマイモ、玄米の小さなおにぎりなどを常備して、空腹を感じる前に間食を摂るようにしましょう。

血糖値をコントロールしてダイエットを成功させよう

喜ぶ女性
画像出典: istock

あまり食べてないのに痩せない、食事を抜くことが多いのに痩せないという方は血糖値をコントロールするための食事を意識するだけで、かなり体が変わります。血糖値の急上昇、急降下はイライラやダルさも誘発するので仕事や勉強に支障をきたすことも少なくありません。血糖値を意識するだけで痩せやすく、フラットな精神状態を保つことができますので、ぜひ試してみてくださいね。

執筆者:
Hikaru