ベッドの上で目を覚ました女性 ベッドの上で目を覚ました女性
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寝不足が原因の顔や体のむくみを解消する!極上の快眠習慣とは

1975年兵庫県出身。明治鍼灸大学(現在「明治国際医療大学」)卒業。2004年に大阪府茨木市で、Access Health & Beauty稚乃針灸整骨院を開業し現在に至る。美容鍼灸や小顔矯正、骨盤矯…
2020年01月13日
寝不足が続くと、イライラしやすくなり、血流の悪化を招き、顔や体がむくみやすくなります。今回は、寝不足が原因の顔や体のむくみを解消する快眠習慣について、美容鍼灸・整体師である筆者、横内稚乃が伝授します。

寝不足になると顔や体がむくみやすい理由

ベッドの上で顔を隠す女性
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寝不足が続いていると、疲労回復が遅くなり、水分代謝が低下する傾向があります。そして、余分な水分や老廃物をため込みやすくなります。その結果、顔や体がむくみやすくなるのです。

寝不足になりやすい原因

ベッドの上でスマホを見る女性
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枕が合っていない

合わない枕を使用していると、寝返りの回数が減り、寝つきの妨げになります。また、寝ている間に体を動かさないことで、むくみやすくなるのです。

寝る直前にスマホやパソコンを見ている

寝る前にスマホやパソコンで、ネットサーフィン等を行っていると、情報過多になり、自律神経の交感神経の働きが活発になり、眠りが浅くなってしまうのです。

仕事や家事が多忙で睡眠時間を削っている

完璧主義で何でも自分自身で抱え込んでしまうと、慢性的に睡眠時間が足りなくなってしまうのです。

顔や体のむくみを解消する極上の快眠習慣

寝ている女性
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高すぎず、低すぎず自分に合う枕を選びましょう

あお向けに寝た時に、首の骨が緩やかなS字カーブを描く高さが理想です。寝返りしやすいか、呼吸しやすいか、寝返りの妨げにならないかなどが枕選びのポイントになります。最適な高さの枕で寝ると、熟睡しやすくなり、眠っている間も血流やリンパの流れを妨げず、むくみを防止できます。

朝や昼間に5分程度歩きましょう

朝や昼間に太陽光を浴びると、幸せを感じるホルモン・セロトニンの分泌が促進し、夜に寝る時の睡眠の質が向上しやすいのです。眠りが深くなることで、疲労回復を促進し、朝起きた時に顔や体のむくみが解消しやすくなります。

寝る前に、手首、足首、首を温めましょう

寝る直前にドライヤーを手首、足首、首に10cm離して各々30秒間温めてください。体の末端部分から温まり、熟睡へと導けます。また、血流が改善することで、むくみが解消しやすいのです。

疲れすぎて眠れないときは

ホットミルクを手に持つ女性
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ホットミルクを飲みましょう

牛乳に含まれるトリプトファンには、眠りを誘導する効果が期待できます。また、自律神経の副交感神経が優位になり、リラックスでき、熟睡しやすくなります。熟睡することで、疲労回復が早まり、体内の老廃物や余分な水分が排出され、むくみが解消しやすくなります。

照明をやや暗くして、眠りを誘う音楽を聴きましょう

小さな音でクラシックや癒しの音楽を聴くことで、自律神経の働きが整いやすく、眠りやすくなります。

ベッドや布団の中で目を閉じましょう

たとえ眠れなくても、照明を消して目を閉じて横になっていると、疲れが取れてむくみ予防にもつながります。

寝不足以外で、顔や体のむくみを予防するには

お風呂に浸かる女性
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1年中湯船に肩まで浸かりましょう

特に夏はシャワーだけで済ませていませんか?季節を問わず湯船に10分以上肩まで浸かることで、血流が促進し、水分代謝も上がり、顔や体がむくみにくくなります。

夜遅い時間の飲酒を控えましょう

寝る前にお酒を飲むと、アルコールを分解するのに多くの水分が必要になり、水分がためこまれやすくなり、むくみやすくなるのです。寝る2時間前には、お酒を飲み終えてください。

寝室にスマホやパソコンを持ち込まないようにしましょう

寝室は寝るだけの環境に整えることで、自律神経の働きを整えやすくなります。自律神経の働きが整うことで、ストレスが緩和され、脳疲労による水分代謝の低下を予防できるのです。

寝不足を防いでむくみゼロの体に

ぐっすりと眠る女性
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寝不足を予防するためにも、体に合った枕を選び、パソコンやスマホは寝る1時間前には電源を切ることが大切です。寝不足を解消し、熟睡できる環境を整えることで、顔や体がむくみにくくなります。むくみを解消して、ボディラインを引き締めましょうね!

執筆者:
横内 稚乃