寝付けない夜、ホットミルクより快眠に効く飲み物はコレ!
寝る前のホットミルクは快眠を妨げる?
これは全員が当てはまる事ではありませんが、日本人の約8〜9割の人が乳糖を分解する力が弱い乳糖不耐症を持っていると言われています。学校給食のレギュラーメニューであった牛乳を飲むと腹痛が起きる、お腹が下っていたと言う人は乳糖不耐症と認識されると良いでしょう。
この症状は腸内環境が悪くなる事で深い眠りの妨げとなります。過去に牛乳やヨーグルトで腹痛やお腹を下した事がある人はこれから紹介する飲み物を選んで頂く事をおすすめします。
寝る前におすすめの快眠を助ける飲み物
ぬるめの白湯
就寝中、体温が下がって行く事でお腹の中も冷たくなりやすくなります。とは言え、ここで熱い白湯を飲むと交感神経が優位になり眠りの妨げとなる為、60度〜70度のぬるめの白湯で緩やかに体を温めるようにしましょう。
ハーブティー
様々な種類がありますが、深く眠れる効果が期待できる物は以下2種です。
ジャーマンカモミールは、ストレスや胃の不調という深い睡眠の妨げになる要因に効果的です。香りもリンゴに似ている甘く爽やかな香りでハーブティーが苦手な人でも飲みやすいです。
またパッションフラワーは、日中に凝り固まった筋肉を和らげる効果が期待出来る上、神経の鎮静作用もあると言う事から安眠に良いとされ眠れない時に飲むハーブティーとして親しまれています。
快眠のために日中気をつけたいポイント
カフェイン飲料を摂るのは14時までにする
カフェインの覚醒効果は6時間〜8時間あります。例えば15時にコーヒーを飲むと23時まで続き就寝時間に差し掛かる為、コーヒー、紅茶、緑茶などオフィスで飲む機会が多いカフェイン飲料は飲む時間に気を付けましょう。
アルコールは就寝3時間前までに済ませる
眠れる=寝酒のイメージですが、これは途中覚醒の元となりかえって深い睡眠を妨げます。アルコールは就寝3時間前までに済ませ、その後は小まめに常温水を飲み、寝る直前はしっかりお手洗いに行くようにしましょう。
自分の体に合った飲み物を
以前から良いと言われる物でも、実は自分に合っていない場合は少なくないです。ホットミルクで眠れなかったと言う他、牛乳類で腹痛やお腹の下りを経験した事がある人には、是非お試し頂きたい快眠ポイントです。
- 執筆者:
- 内藤 絢