ウォーキング前の女性 ウォーキング前の女性
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垂れ尻を1週間で美尻に改善!ウォーキングのやり方をチェック

1975年兵庫県出身。明治鍼灸大学(現在「明治国際医療大学」)卒業。2004年に大阪府茨木市で、Access Health & Beauty稚乃針灸整骨院を開業し現在に至る。美容鍼灸や小顔矯正、骨盤矯…
2019年12月23日
垂れ尻になると、お尻と太ももの境目がぼやけて下半身が太って見え、悩みますよね。座りっぱなしのせいでお尻の筋力は低下し、骨盤が開きやすくなるのです。今回は、垂れ尻を解消して美尻になるためのウォーキングについて、美容鍼灸・整体師の横内稚乃先生が伝授してくれました。

垂れ尻になる原因

デスクワーク中の女性
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仕事が多忙で、イスに座ったまま何時間も席から離れないでいると、お尻や股関節の筋肉が弱くなり、お尻の形が崩れやすくなります。また、座りっぱなしでいることで、骨盤が後ろに傾きやすくなり、お尻が大きく垂れやすくなります。

さらに、お尻に上半身の体重が全てかかり、血行不良や骨盤やお尻の冷えにつながりやすくなります。お尻の筋力が弱くなり、血行が悪化し、冷えやすくなることで、お尻に脂肪がつきやすく、垂れやすくなるのです。

その他、体よりも小さな下着を着用していると、お尻に下着が食い込み、下着に入りきらなかった部分のお尻が垂れやすくなります。

垂れ尻を予防する美尻習慣

階段を降りる女性
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階段をつま先立ちで上り下りする

太ももの裏やお尻の筋肉が刺激されて、美尻になりやすいのです。バランスが崩れそうな場合は、手すりを持ってください。

30分に1度は体の向きを変える

長時間のデスクワークや立ち仕事で同じ姿勢を何時間も続けている場合は、意識的に体の向きを変えましょう。体の向きを変えることで、使う筋肉や体重がかかる部分が変わります。色んな筋肉を使うことで、お尻が垂れにくくなります。

補正下着を着用する

お尻がすっぽりと覆われている下着を着用することで、美尻になりやすいのです。ただし、寝るときは補正下着の着用は控えてください。理由は、眠っている間に、補正下着で体を圧迫すると血流が悪くなることが考えられるからです。

垂れ尻を1週間で改善するウォーキングのやり方

ウォーキング中の女性
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STEP1:あごを少し引き、背すじを伸ばして歩きましょう。

背すじを伸ばして歩くことで、お尻の筋肉が使われやすくなります。前傾姿勢になっていると、腰痛の原因になるので注意が必要です。

STEP2:膝を伸ばし、かかとから着地する

歩く時に、膝がまっすぐに伸びていると、猫背になりにくく、姿勢が良くなりやすいのです。また、膝を伸ばして歩いた方が、下半身を鍛えやすく、ヒップアップしやすくなります。

STEP3:歩幅を広げて、やや大股で歩く

大股で歩くことで、股関節周囲の筋肉が刺激されて、血行が促進し、美尻になりやすいのです。

ウォーキングの効果を高めるポイント

ウォーキング前の女性
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ウォーキングする前に、準備体操を軽くする

股関節を開脚したり、足首を回したりと関節をほぐしてから歩くことで、基礎代謝が上がりやすくなり、お尻が引き上がりやすくなります。

足に合うウォーキングシューズを履く

つま先に余裕があり、クッション性や通気性が高いウォーキングシューズを履くと、長く歩いても疲れにくく、お尻が引き締まりやすくなります。

1日おきに、20分程度ウォーキングする

休日にまとめて、2時間歩くなど実現が難しい目標を立てると、挫折しやすくなります。週に3日、空いた時間に歩くだけでもヒップアップになります。ただし、3日以上間隔が空くと、ウォーキング効果が薄れるので注意が必要です。

ウォーキングで美尻を目指そう

女性のお尻
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加齢や運動不足などで筋力が弱くなると垂れ尻が加速しやすくなります。日常生活で、少しでもヒップアップのための運動をすることが大切です。ウォーキングで下半身、特にお尻の筋肉を鍛えて、美尻になりましょうね!

執筆者:
横内 稚乃