ダイエットに役立つ栄養素の吸収を高めるコツ!満腹状態はNG
「早く痩せたいから◯◯を食べる」は逆効果
ダイエットのために摂るべき食品ばかり気にしてしまい、満腹でも摂取して効果を出そうとするのは本末転倒です。満腹の状態では体内へ栄養が回りにくくなる上、消化に力を使いすぎる事で内臓に負担が掛かり、返って内臓の動きも悪くなり便秘を引き起こす恐れがあります。 となると、当然太ります。
腸内環境が悪ければ、本来摂りたい栄養素は吸収されません。まずは吸収出来る状態を作るのが最優先です。
ダイエットのために腸内環境を整えるポイント
スペースを作るには、要らないものを出す事から。特に便秘、浮腫みのある人は体内に入れたい栄養の入るスペースがない、いわば濁った水槽のような状態です。ここに綺麗な水、つまり栄養素を入れても体内にはスペースが出来ない上、綺麗にもなりません。まずは水槽(スペース)から濁った水(溜まった老廃物)を出しましょう。
食事の時間だからと無理に食べる事をしない
時間が来たからお腹が空いていなくても食べる。これこそ、体内の栄養吸収スペースが無くなります。体内に消化し切れていない物がある状態で新しい栄養を入れても吸収されません。このような時は無理して食べずに水のみ、もしくは水+野菜のみなどにして内臓に負担を掛けないようにしましょう。
口内の潤いが少なくなった時は常温水を2口飲む
この状態は脱水症状、つまり血流が滞り、体内の排出力が弱くなっています。水を飲む事で内臓の動きも活発になり体内にある老廃物が排出され、便秘解消にも繋がります。
ダイエットに役立つ栄養素の吸収率を上げる方法
食事10分前にコップ1杯の常温水を飲む
食事中の水分補給は胃液が薄まり、かえって消化を妨げ内臓の動きが鈍くなり、栄養吸収が悪くなります。食事前に水分を摂る事で食べ過ぎを防ぐ事は勿論、消化が促進され栄養吸収も良くなります。
摂りたい栄養が入っている食物を最初に食べる
食べる順番より、摂りたい順番を気にしましょう。体内にスペースが空いている状態で栄養を入れる事が最も吸収が高まるポイントです。
摂りたい栄養が複数ある場合は分散させる
特に日中の仕事が忙しいと夜に全部摂ろうとしやすいですが、これは栄養吸収率が下がります。朝、昼、夜と各食事で一種類ずつにする事をおすすめします。
取り過ぎは失敗の元!栄養吸収のためのスペース確保が大切
ここ近年は様々な情報がある事であれもこれもとなりやすいですが、それでは吸収も消化も間に合いません。まずは腸内環境を整えて、栄養素をスムーズに吸収できるスペース作りから。効果的に栄養素を摂取して、効率よくダイエットを行いましょう。
- 執筆者:
- 内藤 絢