サーモンの乗った丼 サーモンの乗った丼
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鮭は栄養素の宝庫!ダイエット効果を高める食べ方のコツ

がっちり・むっちり体型がコンプレックスの“自信をもてない自分”から脱却するため「セルフトレーニングコーチ」として自身を輝かせるトレーニング法を研究・実践中。ズボラなため「隙間時間」に「サクッと」できち…
2019年12月18日
朝食に、おにぎりの具材にと大活躍の「鮭」。実はダイエットに嬉しい栄養素をたっぷり摂取することができる優秀食材なんです。毎日の食卓に上手に取り入れて、太りにくくやせやすい体質に整えましょう。

鮭に含まれるダイエットに役立つ栄養素

鮭の切り身
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調理が手軽で、様々な料理に活用できる鮭には、次のようなダイエットに役立つ栄養素が豊富に含まれています。

EPA・DHA

EPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)は様々な魚に豊富に含まれている良質な脂質で、鮭も違わず豊富に含まれています。EPA・DHAには血中コレステロールや中性脂肪を減らす効果が期待できます。

さらにEPAには、食欲の抑制や血糖値を低下させる「GLP-1」というホルモン分泌を促進させる効果も期待できます。

アスタキサンチン

赤の色素成分であるアスタキサンチンは、抗酸化作用がとても高いことで知られています。体内の老化による代謝の低下を予防・改善し体脂肪を燃やしやすい体質に整えるのに役立ちます。

豊富なたんぱく質

肉や魚に豊富に含まれ、筋肉や肌の主な原料であるたんぱく質を摂取することが可能です。筋力を高めてエネルギー代謝を高めるのに役立ちます。

ダイエット効果を高める鮭の食べ方

鮭を主菜とした和定食
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鮭のカロリーは、100g(切り身1つ分程度)あたり120〜140kcal程度。低カロリーで良質な脂質やたんぱく質を摂取することができるため、ダイエット中の主菜に活用しましょう。1食で切り身1つ分(100g)を目安に取り入れると、カロリーオーバーを防ぎ栄養バランスを整えやすくなります。

また、鮭と合わせて人参やパプリカなどの色鮮やかな緑黄色野菜を取り入れるのがおすすめです。美肌効果の期待できるβカロテンや代謝を高めるビタミン類を豊富に摂取することができます。

自身の握りこぶし1つ分程度のご飯に、鮭の切り身を1つ使った主菜、色鮮やかな野菜の副菜、海藻類やきのこをたっぷり入れたお味噌汁を組み合わせるのがおすすめです。

おすすめレシピ「鮭とパプリカのトマト煮」

料理中の女性
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鮭だけでなく緑黄色野菜と一緒に煮込むことで、1品で主菜と副菜の両方の役割を実現可能。時短にもダイエットにも嬉しい1品です。

<材料>2人分
・生鮭:2切れ
・玉ねぎ:2分の1個
・黄パプリカ:2分の1個
・しめじ:1パック
・プチトマト:4〜6個
・トマト缶:1缶
・ケチャップ:大さじ2
・塩・胡椒:適量
・パセリ:適量(お好みで)

<作り方>
STEP1:生鮭に塩をふり、半分に切る。出てきた水気を切っておく
STEP2:しめじを小房に分ける
STEP3:玉ねぎとパプリカを細いくし切りにする
STEP4:プチトマトのヘタを取る
STEP5:フライパンにトマト缶とケチャップを入れ、鮭とカットした野菜・しめじを並べる
STEP6:フライパンに蓋をし、中火にかける
STEP7:沸騰したら弱めの中火にして10分ほど蒸し焼きにする
STEP8:材料に火が通っているかを確認し、塩・胡椒で味を整え器に盛ってパセリで彩りを加えたら出来上がり

アレンジも自在!鮭で美味しくダイエット

食事中の女性
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トマト煮に飽きたらポン酢やだし醤油で蒸し煮にしたり、塩胡椒でシンプルに炒めるのもおすすめです。一緒に入れる野菜やきのこの種類を変えるだけでも食感や見た目がぐんと変化しますよ。ダイエットをサポートする鮭の成分を上手に取り入れて、ダイエットを成功へと導きましょう。

執筆者:
Nao Kiyota