背中のハミ肉を解消!下着の食い込みをなくすエクササイズ
背中のハミ肉の原因
事務職で、1日中座りっぱなしで、前かがみの姿勢が多いと、肩甲骨が外側に開きやすくなり、背中の筋肉の筋力低下しやすくなります。背中の筋力が落ちることで、猫背になりやすく、背中に余分な脂肪がつきやすくなるのです。その結果、下着を着用した時に、背中の肉がはみ出しやすくなり、後ろ姿が老けて見えることもあります。
また、掃除や料理といった家事をする時間が長かったり、運動する機会が少なかったりすると、姿勢が悪くなりやすく、背中にお肉がつきやすくなります。
背中のハミ肉を解消するボディケア習慣
イスに座る時は背すじを伸ばす
少し浅めに座るか、柔らかめのクッションを座る部分に敷くことで、背すじが伸びやすくなります。デスクワークで、パソコンを使用する時は、画面を目線よりやや下になるように設定すると、背中が丸くなりにくいです。
歩く時は大きく腕を振る
両肘を軽く曲げて、大きく腕を振って歩くことで、肩甲骨周囲の筋肉のコリが解消し、背中のお肉がつきにくくなります。
食事の時はよく噛んで味わって食べる
噛む回数を増やすことで、唾液の分泌が促進し、食べ物を消化しやすくなります。唾液の分泌量が少ないと、食べ物が分解されにくくなり、余分な脂肪が蓄積しやすくなるのです。
消化が良いと、食べ物の残りカスは老廃物が体外へ排出されやすくなり、その結果、基礎代謝が上がりやすくなることで、脂肪がつきにくくなり、背中のハミ肉の予防になるのです。
背中のハミ肉を解消する3つのエクササイズ
両腕を肩と水平の高さに上げて、腕を大きく回わす
肩を軸に、腕を前回し、後ろ回しを各々10回くり返してください。肩甲骨周囲や背中が刺激されて、筋肉の弾力性が上がり、血行が促進することで、背中が引き締まりやすくなります。
背中の後ろで手を組み、肩甲骨を内側で引き寄せる
背中の後ろで腕を伸ばして手を組み、肩甲骨を内側へ引き寄せたり、緩めたりを20回繰り返してください。肩甲骨を動かすことで、背中の脂肪が燃えやすくなり、ハミ肉を解消しやすくなります。
うつ伏せになり、上半身を床から起こし両肘を曲げる
最初は、うつ伏せで、両腕、両脚を伸ばします。次に、上半身を床から10cm浮かせて、最後に両肘をゆっくりと曲げてください。
この流れを10回繰り返すことで、背中の筋肉、広背筋(こうはいきん)や脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)などが刺激されて、基礎代謝が上がり、背中から痩せやすくなります。
背中のハミ肉を解消して背中美人に!
背中のハミ肉は、普段は鏡を見ない限り気が付きにくい部分です。背中のハミ肉を増やさないためにも、姿勢に気をつけて基礎代謝を上げ、食事の際に、噛む回数を増やし、消化を良くすることが大切です。ハミ肉解消エクササイズを取り入れて、背中美人になりましょうね!
- 執筆者:
- 横内 稚乃