

秋はなぜ太りやすい?気候の変化に負けないダイエット成功のコツ
秋に太りやすくなる理由

寒暖差が激しい秋は、体調を崩しやすい季節ですよね。気圧や気温の急激な変化は自律神経を乱しやすく、体内の働きを減退させる大きな要因です。次のような不調を感じたら、代謝が低下し太りやすくなっているサインです。
■頭痛やむくみが頻繁に起こる
■体がだるく、重い
■寝ても疲労が抜けずスッキリしない
■手足が冷たい
■食欲がなくなってきた
秋太りを防ぐ体質改善のコツ

太りにくい体質になってしまうと、せっかくのダイエット効果が減ってしまいます。秋でも代謝の良い、やせやすい体質に整えるために、次のような工夫を取り入れましょう。
水分をこまめに補給する
夏と比べて意識して水分をとらなくなってしまう季節です。水分不足は体液循環を減退させ、むくみや代謝の低下を招きます。汗をかかない季節でも、1日1.5 〜2リットルを目安に水分補給を欠かさないようにしましょう。内臓が冷えると働きが減退するので、常温の水か白湯がおすすめです。
「温かいもの」と「たんぱく質」をしっかり摂る
内臓を温めることで働きを活性化し、代謝を高めることにつながります。食事では鍋や汁物など、体内が温まるものを積極的に取り入れましょう。
たんぱく質が豊富な肉や魚、卵、豆製品を取り入れて熱を生み出す筋肉を育てることも忘れずに。スープや鍋にはビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な野菜をたっぷり入れると消化を助け代謝を高めてくれます。
炭水化物(エネルギー源)が豊富なご飯や麺類は握りこぶし1つ分、たんぱく質が豊富な主菜を手のひら1枚分、野菜は両手にいっぱい、が1食で食べる量の目安です。
入浴と睡眠を大切にする
代謝アップに欠かせないのが疲労回復。入浴で体内を温めることで、体液循環をスムーズにし代謝を高める効果が期待できます。むくみも改善されやすくなりますよ。また、体内を冷やさないように腹巻などで保温をして就寝しましょう。睡眠時間をたっぷり確保することで、筋肉の修復や疲労回復がスムーズに行われるようになります。
体内を温めてから運動をする
冷えは筋肉をこわばらせ、運動効果を減退させてしまいます。温かい飲み物や服装の工夫で体を温め、ストレッチでしなやかな状態に整えてから運動をスタートさせることで、運動効果を高め怪我を防ぎやすくなります。
ちょっとした意識で成功へ導こう!

気候の変化で体調を崩しやすい季節ですが、体質を整えて過ごせばエネルギッシュに活動でき、しっかり体脂肪を燃焼させることができます。食事や入浴、睡眠習慣を見直して、ダイエットを成功させやすい状態に整えましょう。運動した分だけ引き締まる体づくりを行ってくださいね。
- 執筆者:
- Nao Kiyota