妊娠初期のヨガについて!控えるべき場合や有効なポーズとは
妊娠初期のヨガは控えたほうがいい?
通常、マタニティヨガは認識13週目以降頃の安定期に入ってから行うように勧められると思いますが、妊娠初期に行うのを控えた方が良い理由があります。まず、妊娠初期は様々な理由で流産が多いこと、また悪阻があり体調が優れない妊婦さんが多い。
そしてエコーでも心臓がピコピコ動いているのを確認できると思いますが、この心臓や中枢神経ができる大事な時期であるため、できるだけ母体にも赤ちゃんにも負担なく過ごすことが大切です。いつもヨガを行なっている方も、何かあった時を考えお腹を圧迫するポーズや逆転のポーズは控えた方が良いです。
妊娠初期のヨガが有効な人
妊娠初期のヨガが有効な方は、これまでに習慣的にヨガを行なっている方です。ヨガをしないことで逆に強いストレスを感じてしまうと良くないため、妊娠初期でも行える安全なポーズを行うと良いです。
その他にヨガをしたことがない方でも妊娠によるホルモンバランスの崩れで肩凝りや頭痛、眠れないなどの症状のある方にも有効です。
妊娠初期に有効なヨガ
妊娠初期は座位で行う呼吸法や、同じく座位のまま行える肩凝り、首凝り解消のためのヨガがおすすめです。普段からヨガを行なっている方でも自律神経系やホルモンを活性化させてしまう動きのものは血流を促進させたり、子宮を収縮させてしまう可能性もあるので気をつけてください。
期待できる効果
座位で行う呼吸法では、呼吸に集中することで副交感神経が優位に働き、過敏になっている神経を鎮めてくれます。また、辛い悪阻のある方も呼吸に集中しようとすることで一時的でも楽になることができます。
座位で行う首凝り、肩凝り解消のヨガは胸の周りや肩甲骨周辺まで動かす動作が多いため、首凝りや肩凝り解消以外に妊娠初期の鬱々とした気分を晴らして気持ちを前向きにしてくれます。
回数や頻度は?
妊娠初期に行うヨガは予め回数や頻度を決めず、自分の体調やマインドと相談しながら行うと良いです。妊娠初期は特に体もマインドも日々の変化が著しいため、決して無理をせず行なってください。慣れてきて気持ち良いと感じられるようであれば体調と相談し、徐々に頻度を増やしてみましょう。
妊娠後に初めてヨガをする人へアドバイス
妊娠後に初めてヨガを始める場合は、一人で見よう見まねで行うのではなくしっかりとマタニティヨガの知識のある先生に教わるようにしてください。マタニティの方の体は千差万別、体の中ではとてつもない変化が起きており、妊娠中はいつ何が起きるか分かりません。
マタニティヨガを学ばれた先生の元、安全にヨガを行い健康に赤ちゃんを迎える準備をしましょう。
妊娠初期のヨガは慎重に
妊娠初期の場合は、インストラクターの指示に従いながら無理のない範囲でヨガを行うようにしてください。マタニティヨガは基本的に安定期に入ってからがメインとなります。ヨガで適度にリラックスをしながら、出産に備えましょう。
- 執筆者:
- Hikaru