寝る前のストレッチや筋トレでダイエットを成功に導こう!
寝る前に筋トレやストレッチを行うメリット
時間を取りやすい
誰でも必ずある時間で、時間を取りやすく、覚えやすく、習慣化しやすいと言えます。
リラックスしてできる
1日の終わりで、仕事などから解放されて、リラックスしてのびのびと行いやすいのもメリットのひとつです。
成長ホルモンが分泌される
夜22時~2時は、筋肉を作るゴールデンタイムと言われ、その時間に熟睡していると成長ホルモンが分泌されます。また、筋トレ直後も同じく成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムなので、寝る前に筋トレを行うと、ダブルで効果的。
成長ホルモンは、筋肉を作るだけでなく、美肌にもいいと言われています。疲労回復、体の修復作業をしてくれるホルモンです。
スムーズに眠りにつきやすい
寝る30分前に入浴や軽いストレッチなどで体温を少し上げておくと、その後体温が低下するタイミングで眠くなり、スムーズに眠りにつきやすくなります。
寝転がって行う寝る前の簡単ストレッチ
一本脚のストレッチ
<やり方>
STEP1:仰向けで寝転がり、息を吸いながら右脚を上に持ち上げて伸ばします。
STEP2:右脚裏にフェイスタオルなどをかけて両手で持ち、息を吐きながら無理なく引き寄せて、ももの裏側の筋肉をストレッチします。反対側も同様に行います。
ももの裏側の筋肉を伸ばすことで、股関節や腰、背中にかけてもじんわり伸びて温まり、リラックス効果もあります。美脚、脚のゆがみ解消、引き締め、むくみ、冷え解消などにも繋がります。
一本脚からねじるストレッチ
<やり方>
STEP1:上で紹介した「一本脚のストレッチ」で右脚にタオルをかけた状態から、タオルを左手で持ち、右腕は右肩の横へと伸ばしておきます。
STEP2:息を吐きながら、右脚を左の床へと倒して、目線は右へと持っていきます。
STEP3:息を吸いながら脚を上に戻し、吐きながらタオルを取って床に脚を戻します。反対側も同様に行います。
背骨がねじれ、股関節から肩にかけても良く伸ばせます。自律神経の働きを整え、胃腸の調子を良くし、肩こりや腰痛の予防にも効果的です。
座って行う寝る前の簡単ストレッチ
子供のポーズ
<やり方>
STEP1:正座になり、お祈りをするように上体を前に倒して両腕を前の床に伸ばします。
STEP2:ゆっくりと深く呼吸を繰り返しながら、背中や腰、肩の後ろ側などが広がり、ゆるみ温かくなっていくのを感じます。
1日体を支えていて疲れた背中や腰などの血流をよく、柔らかくすることができます。
椅子に座ったお尻のストレッチ
<やり方>
STEP1:椅子やベッドなどに腰掛け、右足首を左ひざの上に乗せます。
STEP2:息を吐きながら股関節から上体を前に倒し、右のお尻の筋肉を伸ばします。
STEP3:ゆっくりと深く呼吸を繰り返します。最初に感じた筋肉のツッパリが減ったら、息を吸いながら上体を起こします。反対側でも同様に行います。
座りっぱなし、立ちっぱなしなどで、お尻の筋肉も硬くなりがちです。腰痛を予防する(ヘルニアの場合は禁忌)ためにもなります。
寝る前に行うストレッチ・筋トレの効果を上げるポイント
じっくりと、伸ばしている筋肉や力を入れている筋肉の様子を感じながら行いましょう。反動を使ったり、息をつめて無理をしたりしないように、呼吸とともに自然な動きで行うようにしてください。
また22時~2時までに長く熟睡できるように、逆算して時間を作るようにしましょう。寝る30分前に行っていると、自然と眠りにつきやすくなります。
寝る前に行うストレッチ・筋トレの注意点
寝る前なので、あまり全力で緊張して行うと、体が興奮しすぎて眠りにくくなってしまいます。適度にリラックスしながら、余裕をもって、呼吸を止めずに行いましょう。軽く体がぽかぽかする程度で十分です。
寝る前のストレッチでを日課に
寝る30分ほど前にストレッチや筋トレを行う時間を作ることで、嬉しいメリットがたくさん。普段忙しくて筋トレなどを行う時間の取れない方も、毎晩寝る前に5分ほどで良いので体を動かすことをおすすめします。ぜひ夜の習慣に加えてみてください。
- 執筆者:
- 美宅 玲子