【野菜スープダイエット】痩せるためには食べ方・食材がポイント!
野菜スープのダイエット効果とは?
摂取カロリーを減らせる
食事を野菜スープのみに置き換えたり、毎食に野菜スープを取り入れ、その分糖質の多い食品を少なくしたりすることで、満足感をキープしながら摂取カロリーを大幅に減らすことができ、体重減少が期待できます。1週間程度の置き換えで、2〜7kgほど体重が減少するケースもあります。
デトックス効果
野菜には代謝を高めるビタミン・ミネラル類や、腸内環境を整え便通を良くする食物繊維が豊富に含まれているため、デトックス効果も期待できます。
栄養バランスが整う
ダイエット目的で摂取カロリーを調節すると、栄養バランスが崩れてしまいがちです。また、摂取カロリーが極端に減ることで代謝が下がり、太りやすい体質になってしまう可能性もあります。野菜スープを上手に取り入れることで栄養不足を防ぐことができ、健康的にダイエットを成功させやすくなります。
ダイエットに効果的な野菜スープにおすすめの食材
野菜スープに取り入れたい野菜は、便通改善や脂肪の燃焼効果が期待できる栄養素が豊富な玉ねぎ、キャベツ、トマト、セロリ、にんじん、ピーマンです。これらの野菜は生で食べるよりも、火をお通して柔らかくしたほうが食べやすくなるため、スープにぴったりの食材と言えるでしょう。
食事をスープ“だけ”にする場合は、たんぱく質や糖質が不足しているため、低カロリーでたんぱく質が豊富な豆腐やささみなどを一緒に入れましょう。また、雑穀米や玄米、大麦などを入れることで、炭水化物(糖質)も取り入れることができます。
野菜スープダイエットのやり方
普段の食事に野菜スープをプラスする
まずは、いつもの食事に野菜スープを加える方法です。食事の最初に食べることで満足感を高め、食べ過ぎを防ぐことができます。野菜スープを食べた後は普段通りに食事をするか、いつもより糖質を少なめにしましょう。糖質を少なめにしたほうが、より短期間で成果を出しやすくなります。
しかし、糖質制限ダイエットをしているなどで、もともと必要量の糖質しか摂取していない場合は、食事を減らさないようにしましょう。
食事を野菜スープのみに置き換える
もう一つは、食事を野菜スープのみに置き換える方法です。置き換えの場合は、油を使わずに豆腐や肉を入れて具沢山豚汁にしたり、ミネストローネやコンソメスープにしてオートミールや雑穀などを入れたりすることで、栄養バランスを整えやすくなります。
野菜スープダイエットをする際の注意点やポイント
栄養の偏りを防ぐ
ダイエット効果があるからといって食事を野菜スープだけにしてしまうと、たんぱく質や糖質が不足して栄養が偏ってしまいます。
水分が多く、よく噛んで食べる野菜が豊富に入っている野菜スープは、それだけでお腹いっぱいになりやすく腹持ちも良いため、野菜スープだけで満足してしまいがち。たんぱく質や糖質を含む食材を取り入れることを意識しながら、野菜スープダイエットを行っていきましょう。
味付けや具に変化をつける
味付けや具がいつも同じだと飽きてしまい、挫折しやすくなります。味噌味やコンソメスープ、トマト味、カレー味などバリエーションを豊富にすると、楽しみながら続けることができますよ。
ダイエットに効果的なおすすめの野菜スープは?
がっつり食べたい時に!具沢山の豚汁
ダイエット中は避けがちな「豚汁」も、里芋や油揚げを無くし、野菜たっぷりにすることでダイエット用スープにすることができます。「がっつり食べたい!」そんな時におすすめです。
おすすめの豚汁レシピ
【材料( 4人分)】
豚肉……150g
大根……6〜7cm
にんじん……1本
ごぼう……2分の1本
しめじ……1パック
こんにゃく……1枚
長ネギ……1本
玉ねぎ……1個
だし汁……1000ml
味噌……大さじ5
青ネギ……適量
【作り方】
1. 具材を食べやすい大きさに切っておく
2. 鍋に豚肉を入れ、弱火で両面に焼き色がつくまで焼く
3. 豚肉が入った鍋にだし汁を入れ、長ネギ・青ネギ・こんにゃく以外の具材を入れて火にかける
4. 沸騰し具材が柔らかくなったら、こんにゃくと長ネギを入れ、味噌を溶いて入れる
5. 器に盛り、青ネギを散らして出来上がり
※お好みで七味とうがらしなどを入れると、味に変化をつけることができます
野菜スープダイエットはポイントを押さえて行いましょう
野菜スープはダイエットに効果的なメニューですが、野菜のみのスープを食べるだけでは健康的に痩せることはできません。ビタミン・ミネラル以外の栄養素もプラスし、栄養バランスを整えながら取り入れていくことが大事です。アレンジ方法を増やして、ぜひ長く続けてみてくださいね!
- 執筆者:
- Nao Kiyota