食べ過ぎたと思ったらプチ断食。翌日にできる対処法をチェック
必要以上に食べ過ぎてしまう原因
睡眠不足
睡眠中に分泌される成長ホルモンにより脳がクリーニングされますが、睡眠不足になるとその機能が発揮されなくなり、食欲を抑えるホルモン・レプチンの量が減ってしまいます。一方で、食欲を増進させるホルモン・グレリンの量が高まり食欲のコントロール力が下がる事で、食べ過ぎの元となります。
栄養バランスの偏り
体機能を司るビタミン、ミネラル、タンパク質が不足すると脳が栄養を補って欲しいと言うサインを出します。それが空腹感となり、余計に食べてしまう事に繋がります。
食べ過ぎを止める方法
睡眠時間が6時間を切らないようにする
しっかり深く眠る事で脳がクリーニングされ、食欲を抑えるホルモン・レプチンの分泌が活発になる上に食欲を増進させるホルモン・グレリンが抑制され、食欲をコントロール出来るようになるからです。
一品メニューより定食メニューを選ぶ
食物の種類が豊富だと様々な栄養素を摂取でき、脳の栄養不足による空腹感も防げるからです。
咀嚼回数が多くなる食物を選ぶ
咀嚼が多くなると満腹中枢に刺激が入りやすくなる分、食べ過ぎを抑制します。
食べ過ぎた翌日の食事メニュー
日中の水分補給をいつも以上に小まめに行う
内臓の動きを活発にして体内の余分な物を排出しやすくする為です。
炭水化物、肉、魚の量を抑える
その分、野菜やキノコ類、海藻類を多く摂取して腸の働きを活発にさせながらスムーズなお通じを促しましょう。
食べ過ぎた一食後や翌朝は味噌汁かスープのみにする
温かく柔らかい物は内臓を温める上、体内にある食物が消化されやすくなり胃もたれやむくみを防止する事にも繋がります。
食べ過ぎた後に効果的なプチ断食の方法
前日の夕食から翌日のランチまで、18時間空けるようにしましょう。私達の体は食事をして、消化吸収・排泄するまでに18時間以上掛かるためです。
そして、その間は十分な水分補給を忘れないようにします。入浴前、入浴後、就寝前、朝の起き抜けにコップ1杯ずつ、そこからランチ前まで500mlを飲み干すようにしてください。一番吸収が良い常温水を選んで飲む事は、内臓の働きを活発にしてスムーズな排泄を促します。
食べ過ぎに注意して健康体へ
美味しいものを目の前にすると、ついつい手が止まらず食べ過ぎてしまうもの。ですが過度の食事は、ダイエットにも健康にも悪影響を及ぼします。もしも食べ過ぎてしまったなと思ったら、プチ断食をして体の中をリセットしてみましょう。
- 執筆者:
- 内藤 絢