ストレスの少ないダイエット法とは?良質な睡眠&食事内容が鍵
ストレスがダイエットを妨げてしまう理由
脳の疲労蓄積
ダイエット成功の肝は、脳が良い状態であること。脳の疲労物質がクレンジングされるのは、深く眠れている時の脳内に脳脊髄液が流れるタイミングで行われます。また、深い眠りは成長ホルモンの分泌も促すので太りにくく痩せやすい体作りに繋がります。
極端な食事の変化
人の脳はいつもと大幅に違う事をするとストレスが掛かりやすくなる上に、例えば炭水化物を抜くなどの偏った方法では栄養バランスが崩れて空腹感を誘発しやすくなります。頻繁な空腹感やイライラの原因は食べる量でなく、体内の栄養欠乏です。
食事だけで痩せようとしている
体を動かす事は脳の活性にもなり、余計な空腹感を感じにくくしたり、食欲のコントロールの力も養います。運動が苦手な場合は通勤路で一駅分歩く、エレベーターやエスカレーターに乗る分を階段に変えるだけでも変わります。
ダイエットのストレスを減らすには
朝食を抜かない
朝食は体内時計をリセットし、内臓の動きを良くして消化を促進しやすくする他、起き抜けでお休みモードの脳へスイッチを入れて脳をクリアにします。
糖質摂取の足し算と引き算
◯◯抜きはストレスが掛かる上、返ってリバウンドしやすくなります。炭水化物を例に挙げると、白米を雑穀米や玄米に変える、昼に取り過ぎたら夜は豆腐に代替するだけでも大きく変わります。
ダイエットのストレスを減らすための詳しい方法
朝食はしっかり食べるor少量
朝食について、しっかり食べる派と少量派それぞれにおすすめしたいメニューを紹介します。
しっかり食べる派の方は、和食を選ぶ事をおすすめします。家で摂る場合は米類+味噌汁、可能であれば発酵食であるぬか漬けや納豆をプラスして腸の働きを促しましょう。腸の調子が良いと脳の動きも良くなりストレス・イライラ予防に繋がります。デスクで摂る場合はおにぎり+カップ味噌汁と言う組み合わせにしましょう。
少量派の方には、フルーツ+無調整豆乳をおすすめします。朝の大豆製品はストレス解放の肝である睡眠の質を高める事に繋がるうえ、生のフルーツは消化活動を促進してストレスを掛けずにダイエット効果を期待出来ます。無調整豆乳が苦手な方はコーヒーと混ぜてソイラテにして飲むと美味しく頂けます。
炭水化物は米類の足し算と引き算を
炭水化物を摂り過ぎたら次の食事で抜く、または咀嚼回数が多い雑穀米や胚芽米、玄米を少量摂ることでビタミン、ミネラル、食物繊維を取り入れながら栄養素不足の空腹を防ぎましょう。スイーツを食べた時は主菜を抜くか半分の量にして副菜できのこ類、海藻類をしっかり取り入れて排出しやすくしましょう。
ダイエット中にストレスが溜まらないようにするコツ
質の高い睡眠を充分に取る
質の高い睡眠は脳のクレンジング効果を高めてストレスを感じにくくする他、成長ホルモンの分泌を促して太りにくく痩せやすい体作りに繋がります。
食事を写真に撮って記録する
書いて記録に残すのが苦手、書いたは良いけど内容が思い出せないと言うケースは多いです。一方、写真で記録を取ることは、食事内容を客観的に見ながらダイエットが上手く行く理由や伸び悩む理由が分かるので、ストレスを溜めにくくします。また正しい方法で行えるので、理想の体重に近付きやすくなります。
完全オフ日を作る
ダイエットを例えると中長距離マラソン。マラソンの時に、休みなしで全力疾走をせずにゆっくり走り、疲れたら休息を取って回復してから良い状態でゴールに向かうのと一緒です。曜日を決め、その日は好きな物を食べたりと体と脳に休息を取るようにするのがストレスが掛からない肝です。
ストレスに気をつけながらダイエットを
ストレスはダイエットの敵。厳しい食事制限や体重の増減を気にしすぎるせいでストレスを溜め込んでしまうと、せっかくの頑張りも効果が半減してしまいます。無理をせずに、ストレスを溜め込まないよう意識しながらダイエットを行ってみましょう。
- 執筆者:
- 内藤 絢