肩こりを感じたらすぐに3種類のストレッチ!慢性肩こりの対策も
肩こりの原因
肩こりは、主に肩周辺の筋肉の緊張や血流不足により起こります。ずっと同じ姿勢や態勢で筋緊張の状態が続いたり、運動不足や冷え、ストレスなどが原因となり血流の流れが滞り、痛みや凝りとして症状が現れます。
運動不足や冷えなどで血流が滞るのは容易に想像できると思いますが、ストレスの場合自律神経が乱れることにより血流が滞ってしまいます。
肩こりを放置した場合
すでに肩こりを感じていても、これに対して対処せずにいると眠れないほどの肩こり、肩の痛みに悩まされるだけでなく首こりから頭痛、吐き気を伴う頭痛にまで発展しかねません。また首や肩がスムーズに動かなくなってしまうなど、日常の体の動作も阻害する可能性があります。
実際に私も以前酷い肩こりでしたが、夜中に肩の痛さで何度も目が覚め、痛み止めを服用していました。こうならないためにも、肩こりを感じたら早めの対処が必要です。
肩こりを防ぐために意識するべきこと
肩こりを防ぐために、普段から気をつけたり意識することとして、なるべくたくさん肩周りや首周りを動かすようにするということです。仕事の合間やトイレに立った時などに肩甲骨や胸を開くストレッチを行なったり、ゆっくり首を前後左右に傾けるストレッチを行うことで滞りやすい肩、首周りの血流が良くなり未然に肩こりを防ぐことができます。
肩こりに効く首のストレッチ①
STEP1:片手で頭を押さえて傾ける
片方の手を反対の側頭部に当てて、手の重みで頭を傾けます。下ろしている手は遠くに離すイメージで、より首筋の伸びを感じましょう。
STEP2:反対側も同様に
反対側も同様に行います。凝りの強さにより伸び方に違いを感じる場合がありますので、様子を見ながら首を傾けましょう。
肩こりに効く首のストレッチ②
手を頭の後ろで組み、背筋は伸ばしたまま両手の重みで首の前に傾けます。じんわりと首の後ろが伸びたら元の体勢に戻ります。
肩こりに効く胸と首のストレッチ
STEP1:両手を背中側で組み、胸を開く
両手を背中側で組んで斜め下に引き、胸を開きます。
STEP2:首を傾けながら手を左脇腹へ
後ろで組んでいる手を左わき腹にあて、首も左側に傾けます。
STEP3:反対側も同様に
反対側も同様です。組んでいる手を右わき腹にあて、首も右側に傾けます。
慢性的な肩こりを感じている場合
慢性的な肩こりを感じている方は、血流を促すビタミンEを摂取したり、血行を良くする漢方を服用したりと体の内側からのアプローチが肩こり解消の鍵になります。実際に私も酷い肩こり持ちでしたがこれらの方法を試した結果、私には漢方が合っており、長年の辛い肩こりが数ヶ月で解消されました。
これに加えて日々ヨガやストレッチを行えると更に効果てきめんです。肩こりは数日、数週間で解消するものではありません。体質を変える気持ちで肩こりと向き合うことが慢性的な肩こりを解消するポイントです。
慢性的な肩こりが辛い人は専門家へ
慢性的な肩こりを感じている方は、骨格や姿勢の問題もあり多少のストレッチでは効果が出にくい場合があります。そんな時は整形外科や漢方医を受診すると良いです。
肩こりで整形外科?!と思うかもしれませんが、骨や筋肉を熟知したスペシャリストです。自分でどうにもならない辛い肩こりをお持ちの方は、整形外科の医師や漢方医に相談してみるのも一つの方法です。
肩こりにはこまめなストレッチを
特にデスクワークが多い人にとって避けては通れない肩こり問題。症状が悪化してしまう前に、こまめにストレッチをして血流を促してあげましょう。もし酷すぎる肩こりにお悩みの方は、漢方の服用や整形外科の受診も検討してみてください。
- 執筆者:
- Hikaru