舞茸茶でダイエット!専門家が教える効果や作り方・飲み方
「舞茸茶」とはどんなもの?
舞茸茶とは舞茸の煮出し汁のこと。生の舞茸を煮出して作ることもできます。
また、最近はお湯を注ぎ入れるだけで簡単に作ることのできるティーパックも売られています。この場合は舞茸を乾燥したものを茶葉として使用したり、粉末にされていたりするタイプもあります。
舞茸茶がダイエットに良いといわれるその理由
カロリーオーバーを防げる
まず挙げられるのが、カロリーオーバーを防ぐことができる点です。
舞茸はとても低カロリーであり、100gあたり15〜18kcal程度しかありません。たくさん食べてもカロリーオーバーになりにくく、歯ごたえのある食感を楽しむことで食事の満足感を高めることもできます。
便秘の予防・改善効果が期待できる
便秘の予防・改善効果が期待できる点も、ダイエットに効果的といわれる理由です。
舞茸には食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えて便通を良くしてくれます。
余分な脂肪分の排出をサポート
キノコキトサンや食物繊維が余分な脂肪分の排出をサポートしてくれる点も、ダイエット効果が期待できる理由です。
脂肪燃焼を助け、運動によるダイエット効果を高めてくれます。
舞茸は舞茸茶で摂り入れるのがおすすめ!
古くから漢方としても活用されてきた「舞茸」には、ダイエットや健康維持に役立つ成分がたっぷり含まれています。
舞茸にはさまざまな摂取方法が考えられますが、ダイエットに効果的な栄養成分を凝縮して取り入れられる「舞茸茶」はおすすめの摂取方法のひとつ。食事のかさ増しと食べすぎ効果を求めるには、舞茸茶とそのまま料理に活用するのと、どちらも同時に取り入れると良いでしょう。
ダイエット効果が期待できる舞茸茶の作り方・飲み方
【舞茸茶の作り方】
<材料>
舞茸……1パック
水……600㎖程度
<作り方>
1.舞茸の石づきをカットし、手でほぐす
2.鍋に水を入れて湯を沸かす
3.ほぐした舞茸を入れて弱火で30分ほど煮出す
4.粗熱をとり、ザルで舞茸をとり出来上がり
※強火で豪快に煮出すと蒸発して少なくなってしまうので、弱火でじっくりに出しましょう
※保存する場合は冷蔵庫で保管し、2日以内に飲みきるようにしましょう
【飲み方】
コップ1杯(150〜200㎖)程度を食前に飲むのがおすすめです。1日500㎖以内を目安に取り入れましょう。
舞茸茶のダイエット効果を感じるために摂取すべき期間は?
「ここまで飲んだら、もう飲まなくて良い」という期間はありません。舞茸は日々の栄養バランスの整えや体質改善に活用するもの。ダイエットが終わったからと飲むのをやめてしまうと、食生活の内容によってはリバウンドする可能性があります。
ダイエット成功後も、太りにくい体質づくりや体型維持のため日常的に取り入れるのがおすすめです。ダイエット成功後は頻度を落としたり、お茶はやめて食事でのみ取り入れる、などの調節をすると良いでしょう。
飲む以外にも摂り入れられる!舞茸茶のアレンジ方法
【舞茸茶入り味噌汁】
舞茸茶を作った後の出がらしもそのまま活用できるため、日常的に取り入れたいおすすめレシピです。
<材料>1人分
舞茸茶を作った出がらし……ひとつかみ
舞茸茶……好きなだけ
顆粒だし……小さじ2分の1程度(少々)
味噌……小さじ1程度
※調味料は舞茸茶の量によって調節してください
<作り方>
1.お椀に舞茸茶の出がらしと沸騰直前まで温めた舞茸茶を入れる
※舞茸茶が濃いと感じる場合は、お湯で割ってください
2.顆粒だしと味噌を入れて味を整え出来上がり
舞茸茶はアレンジしても取り入れられる!
舞茸茶は、お茶として飲むだけではなく、味噌汁などアレンジすることでまた違った楽しみ方ができます。便秘の予防や改善、余分な脂肪分の排出などをサポートしてくれる舞茸茶。まだ飲んだことがない人は、ぜひ一度試してみてください。
- 執筆者:
- Nao Kiyota