食前の野菜ジュースがダイエットに効果的!おすすめレシピを紹介
野菜ジュースがダイエットに効果的な理由とは?
代謝アップや便通改善によるダイエット効果
野菜には代謝を高めるビタミン・ミネラル類や、腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は、消化を緩やかにして空腹感を抑えたり、脂肪の吸収を抑えたりする働きもあります。
こうした栄養素は、生野菜や加熱野菜で取り入れるよりも、細胞壁を壊した状態にできるジュースで取り入れた方がより栄養素を吸収しやすく、ダイエット効果を高めることができます。
食べ過ぎを防ぐ効果
食事の前に野菜ジュースを飲むことで空腹感を感じにくくなり、食事での食べ過ぎを防ぐ効果が期待できます。
栄養バランスを整える効果
生野菜をジュースにすることでかさが減り、たくさんの量の野菜を取り入れやすくなります。毎食両手いっぱいの野菜を取り入れることをおすすめしますが、その量を生野菜で摂取するのは大変です。ジュースにすれば、手軽に取り入れることができますね。
野菜ジュースでダイエットをする時のポイント
コップ1杯を食前に飲む
野菜ジュースをダイエットに取り入れる時は、飲む量とタイミングがポイントになります。おすすめは、コップ1杯(200ml)の野菜ジュースを食前(1日3回、各食事の前)に取り入れることです。食前に飲むことで空腹感を感じにくくし、食事での食べ過ぎを防ぐのに役立ちます。
フレッシュな野菜ジュースを飲む
野菜ジュースの種類も大切です。おすすめは、生野菜をブレンダーやミキサーにかけて作ったフレッシュな野菜ジュース。野菜を加熱処理せずに取り入れることで、より豊富な栄養素を摂取できます。
手作りの野菜ジュースは時間を置くと傷んでしまうため、作り置きはせず、作ったその時に飲むようにしてください。外出先などで手軽に取り入れたい場合は、市販の野菜ジュースを飲みましょう。
ダイエット効果が期待できる野菜ジュースの材料
糖質の多い果物や根菜は甘さのアクセントには良いですが、糖質は消費されないと脂肪として蓄積されるもの。果物の量は控えめにし、半分以上は野菜にすることが大切です。
野菜は、トマトやにんじん、パプリカ、小松菜、ほうれん草などの色の濃い野菜を入れるのがおすすめです。色の濃い緑黄色野菜はビタミン・ミネラルが豊富で、代謝を高めるのに役立ちます。
中でも、特におすすめなのがトマトです。トマトに含まれるリコピンには、脂肪細胞の増加を防ぐ効果が期待でき、ジュースにすることでより栄養素を吸収しやすくなります。飲みにくさを感じる時はレモン汁を少量入れてみましょう。スッキリした味わいになり、飲みやすくなりますよ。
ダイエット効果が期待できる野菜ジュースの作り方
毎日同じ材料の野菜ジュースを飲むのではなく、日によって様々な野菜を組み合わせて取り入れるのがおすすめです。美味しい味の組み合わせを探しながら、その日の気分で材料をチョイスしていきましょう。
ここでは、おすすめのトマトを使った野菜ジュースの作り方をご紹介します。
<材料>
・トマト……2個
・にんじん……1本(小さめのものを使用。または大きめのものを2分の1本)
・りんご……1個
・レモン汁……適量
<作り方>
1. トマト、にんじん、りんごを良く洗い、芯をとって皮をむく
2. ミキサーやブレンダーにかけ、ジュース状にする
3. レモン汁を絞り、混ぜ合わせれば出来上がり
野菜ジュースは作って楽しい・飲んで満足のドリンク!
生や熱を加えて食べるよりも栄養素を摂取しやすい野菜ジュースは、健康的にダイエットを目指す方にとって心強い味方です。満足感もあるため、ダイエット時に感じやすいストレスもないでしょう。また、野菜の組み合わせは自由自在ですから、自分だけのオリジナルレシピを作る楽しさもあります。ぜひ、毎食の献立に取り入れてみてくださいね。
- 執筆者:
- Nao Kiyota