脂肪燃焼スープとは?効果や作り方・アレンジ法を解説
脂肪燃焼スープとは?
脂肪燃焼スープとは、豊富な野菜(キャベツ、セロリ、玉ねぎ、にんじん、ピーマンなど)を煮込み、コンソメやトマト缶などのシンプルな味付けで仕上げた野菜スープのことです。低カロリーなうえ、ビタミン・ミネラル、食物繊維などの代謝を高めるのに役立つ栄養素を、豊富に摂取することができます。
また、脂肪燃焼スープダイエットとは、食事に脂肪燃焼スープを取り入れることで、代謝を高めて食べ過ぎを防ぎ、運動によるダイエット効果を高めるダイエット法のことです。
脂肪燃焼スープの効果
代謝アップ効果
野菜や果物には代謝を高めるのに役立つビタミン・ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。これらを生野菜サラダだけで十分に摂取するのは大変です。脂肪燃焼スープは野菜を煮込むことでかさを減らすことができるため、野菜の摂取量を増やし、より代謝アップ効果を狙うことができます。
デトックス効果・美肌効果
食物繊維やビタミン・ミネラルが腸内環境を整え、便秘を予防・改善する効果が期待できます。また、体内の老廃物を排出することで美肌効果も期待できます。
食べ過ぎを防ぐ効果
水分と野菜が豊富な脂肪燃焼スープは、食事の最初に食べることで満足感を得やすく、食べ過ぎを防ぎやすくなります。
脂肪燃焼スープを取り入れるときに気をつけること
脂肪燃焼スープだけで食事を済ませるような、極端な食事制限をしないことが大切です。脂肪燃焼スープには、「たんぱく質」や「脂質」が不足しています。脂肪燃焼スープだけを飲み続けることで体重を減らすことはできますが、ボディラインをキュッと引き締めることはできません。
脂肪燃焼スープを取り入れて栄養バランスを整え、筋トレや運動を行うことでボディラインは引き締まっていくもの。脂肪燃焼スープだけに頼りすぎると、栄養バランスが偏り、健康を損ねかねないため注意しましょう。
脂肪燃焼スープの作り方
【材料】(お鍋いっぱいに作る分量)
・キャベツ……2分の1個
・玉ねぎ……3〜4個
・にんじん……1個
・セロリ……1本
・ピーマン……2〜3個
・コンソメスープの素……固形2つ
・カットトマト缶……1缶
・塩、胡椒……適量
【作り方】
1. 全ての材料を食べやすい大きさにカットする(ザク切りでも、キューブ状に切ってもOK)
2. お鍋に具材を入れ、コンソメとトマト缶を入れる
3. 具材の入ったお鍋にひたひたになる程度の水を入れて蓋をし、たまに混ぜながら20分ほど煮る
4. 具材が柔らかくなったら塩・胡椒で味を整えて出来上がり
脂肪燃焼スープを作ったときの注意点
脂肪燃焼スープを作ったら、傷まないうちに早めに食べ切りましょう。食べるたびに火を通すことも大切です。暑い時期は特に傷みやすいため、半量で作るなど量を調節するか、作ったら冷蔵・冷凍して保存するのがおすすめ。冷蔵の場合は3日以内、冷凍の場合も1週間以内に食べ切りましょう。保存期間にかかわらず、においなどに異変があるときは食べないようにしてください。
脂肪燃焼スープに飽きたときのアレンジ法
味のアレンジは自由自在です。カレー粉を加えてカレースープにしたり、豆乳を加えてポタージュ風にしたり、味噌を加えて味噌汁風にしたり(その場合はコンソメではなく和風だしを使用しましょう)、醤油などで味に変化を加えるのもおすすめです。
また、野菜だけの脂肪燃焼スープではたんぱく質が不足しがちなので、ベーコンやウィンナー、チーズなどを入れるのもおすすめ。その分おかずの量を減らしてたんぱく質の量を調整しましょう。
脂肪燃焼スープを日常に取り入れよう
野菜を煮込むだけでできる脂肪燃焼スープは、日常に取り入れやすいメニューです。作り置きもできるため忙しい方にもぴったり。ダイエットをしている方はもちろん、最近野菜不足だな…と感じている方は、日々のメニューに加えてみてはいかがでしょうか。
- 執筆者:
- Nao Kiyota