和食の朝ごはん 和食の朝ごはん
画像出典: istock

ダイエット中でも朝ごはんは食べよう!その理由とオススメ食材

がっちり・むっちり体型がコンプレックスの“自信をもてない自分”から脱却するため「セルフトレーニングコーチ」として自身を輝かせるトレーニング法を研究・実践中。ズボラなため「隙間時間」に「サクッと」できち…
2019年10月17日
ダイエット中でも朝ごはんは食べたほうがいいと言われますが、そこにはどんな理由があるのでしょうか。今回は美容・健康ライターのNao Kiyota先生に、理由とオススメ食材を教えていただきました。朝食の役割を知って、より効果的なダイエットをめざしましょう!

ダイエット中でも朝ごはんを食べたほうがいいのはなぜ?

お皿
画像出典: istock

エネルギーを消費しやすくなる

朝食には内臓機能を目覚めさせ、体温を上昇させてエネルギーを消費しやすい状態に整える役割があります。また、脳のはたらきに必要な糖質をしっかりチャージすることで、全身への指令がスムーズになり、代謝アップにつながります。

昼食の食べ過ぎを防ぐ

朝食を抜くと昼食までにお腹が空いてしまい、昼食時に食べ過ぎてしまう傾向があります。一度に大量の食事をすると、消化・吸収のはたらきに負担をかけ、エネルギーとして素早く活用できません。同じエネルギーを摂取する場合でも、朝食と昼食に分けて摂り入れたほうが、よりスムーズにエネルギーとして消費しやすくなります

ダイエット中の朝ごはんで心がけること

野菜スープ
画像出典: istock

温かいものを食べる

冷たい飲みものや食事ではなく、温かいものを摂取することです。特に味噌汁やスープがおすすめ。体温をしっかり上げ、体内機能を活性化させてくれます。

時間がなくてゆっくり食べられないときは、胃腸に負担がかからない白湯や、スムーズにエネルギーに変えることができる常温のフルーツなどを食べると良いでしょう。

糖質をしっかりチャージする

1日を生きるのに必要なエネルギー源、つまり糖質をしっかり摂取することで、エネルギーを消費しやすい状態に整えやすくなります。エネルギー不足では運動をしても体調を崩したり、思うように効果が出なかったりします。痩せるためにもしっかり食べることを忘れないでください。

朝ごはんで食べたいオススメの食材

洋食の朝ごはん
画像出典: istock

ご飯食の場合

ご飯に合わせたいのは、代謝を高めるビタミン・ミネラルが豊富な野菜や、食物繊維が豊富なわかめなどの海藻類、たんぱく質が豊富な肉や魚、卵、大豆食品です。汁物とおかずを一つずつ合わせましょう。

パン食の場合

パンに合わせるのは、バターやジャムではなく、目玉焼きやウインナーなどのたんぱく質が豊富なおかずです。そこに温野菜サラダや野菜スープ、コーンスープなどの温かい汁物を添えましょう。パンはライ麦パンや全粒粉パン、米粉パン、フランスパン、食パンなどのシンプルなものがおすすめです。

食べる時間を最小限に抑えたいとき

食事を取る時間がない場合は、常温のバナナ1本やコーンスープ1杯など、手軽に糖質を摂取できるものをチョイスしましょう。バナナに限らず、果物は食べやすく糖質が豊富に含まれているため、常温で朝食に取り入れるのがおすすめです。

コンビニなどで手軽に用意できる朝ごはんメニュー

おにぎり
画像出典: istock

朝に食事を用意する時間がなかなか取れない方は、コンビニを利用することもあるでしょう。コンビニで朝食を買う際におすすめなのは、納豆巻きやしゃけおにぎりなど。そこにカップスープ(野菜スープや具沢山味噌汁)などを合わせるとさらに良いですね。カップスープは難しいという場合は、ホットの緑茶など温かい飲みものをプラスしましょう。

また、おにぎりなど片手で食べられる手軽なものは、どうしても食べすぎてしまう傾向があります。納豆巻きであれば1パック、おにぎりであれば2個までにすると良いでしょう。

ダイエット中こそ朝食をしっかり食べよう

朝食を食べる女性
画像出典: istock

食べることでエネルギーを消費しやすい状態に整えられる朝食は、じつはダイエット中こそ習慣にしたい食生活のひとつです。これまで朝食を抜いていた方も、朝にしっかり食べることで、より健康的・効果的にダイエットを進めることができるでしょう。

執筆者:
Nao Kiyota