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低糖質ダイエットで痩せる!続けるためのポイントとおすすめ食材

がっちり・むっちり体型がコンプレックスの“自信をもてない自分”から脱却するため「セルフトレーニングコーチ」として自身を輝かせるトレーニング法を研究・実践中。ズボラなため「隙間時間」に「サクッと」できち…
2019年10月11日
低糖質ダイエットを成功させるためには、糖質をストイックにカットしていけばいいと思っている方も多いのではないでしょうか。今回は、美容・健康ライターのNao Kiyota先生に、低糖質ダイエットを成功させるポイントなどを詳しく伺ってきました。

低糖質ダイエットの効果とは?

女性
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摂取カロリーだけを減らそうとすると、ダイエット中にも積極的に摂取したいたんぱく質や脂質、ビタミン・ミネラル、食物繊維などの摂取量を減らしてしまいがち。すると体脂肪だけでなく、筋肉や心の健康をも減らしてしまい、げっそりと痩せこけてしまいます。

そうではなく、健康的で引き締まったボディラインに整えたい場合は、必要な栄養素をしっかり取り入れ、体脂肪として蓄積される糖質を必要量に抑えることが大切です。このように、糖質を抑えてダイエットをすると、栄養バランスを整えながら健康的なダイエットを成功させやすくなります。

糖質が不足するとどうなる?

悩む女性
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糖質は、エネルギー源となる重要な栄養素です。過剰に制限することで体脂肪を燃焼させるためのエネルギーを生み出すことができず、気力や体力が落ちてしまいます。また、糖質は脳への栄養でもあるので、全身の代謝を高める指令をスムーズに出せる状態にするにも適度な糖質が必要です。

糖質制限ダイエットは、糖質を「取らない」のではなく、「必要量に止める」ダイエット法だということを十分に理解して行う必要があります。ですので、むやみに糖質を食べないようにすることは避けましょう。

低糖質ダイエットの正しいやり方とは?

食卓を囲む
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まずは、お菓子やケーキなどのスイーツをやめることです。1日3食だけで栄養バランスを整え、摂取カロリーを抑えることができれば、それだけで自然と体脂肪を燃焼させやすくなります。清涼飲料水もスイーツと同様に、糖質をたっぷりと含んでいますから、水分補給は「水」か「お茶」でするようにすると良いでしょう。

そのうえで、1食でとる糖質を抑えるために、主食(ご飯やパン、麺類、イモ類)は1食で「握りこぶし1つ分」の量を目安に、それ以上は取り入れないようにします。それ以外の食べ物は、肉や魚、豆製品、卵、野菜、きのこ類、海藻類をバランスよく取り入れましょう。

低糖質ダイエットに向いている人・控えたほうがよい人

ハンバーガーとりんごを持つ女性
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低糖質ダイエットに向いている人

主食が大好きで、ご飯を毎食おかわりする人や、スイーツが好きで毎日間食をしている人です。糖質を過剰に摂取している可能性が高いので、低糖質を心がけることでダイエットを成功しやすくなります。

低糖質ダイエットを控えたほうがよい人

糖質を制限すると疲れやすくなったり、ぼーっとして集中力が欠けてしまったり、めまいや頭痛がしたりする場合です。糖質が不足しているサインである可能性が高いので、食事の糖質量を増やしましょう。

子どもや妊娠中の方などは、ある程度の糖質が必要です。療養中・服用中の場合は医師に相談をしてから取り組むようにしましょう。これら以外にも、少しでも不調を感じたら食生活を見直し、専門医に相談をしましょう。

低糖質ダイエットにおすすめの食材

野菜
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たんぱく質が豊富な大豆製品(納豆や枝豆など)、良質な脂質が含まれるアーモンドやくるみ、ごま、アボカド、ビタミン・ミネラル、食物繊維が豊富なキャベツや小松菜、レタス、ほうれん草、トマト、ねぎ、ブロッコリー、かぶ、オクラ、なす、白菜、パプリカなどの野菜類(糖質が豊富なイモ類を除く)。

そして、シラスや貝類、新鮮な魚の刺身などは、糖質が少なく栄養価が高いため特におすすめです。最近は糖質カットのご飯や、麺類も豊富に売られているので、上手に活用しましょう。

低糖質ダイエットで健康的に痩せよう

女性
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低糖質ダイエットは、ストイックに糖質を制限するのではありません。お菓子やスイーツを控え、普段の食事では主食の量を、握りこぶし1つ分の量に減らしながら他の食材をバランスよく食べることで、効果を期待することができます。まずは自分が普段、どのくらい糖質を摂取しているのかなど、食生活を整理しながら、無理のない範囲で健康的にダイエッをトしましょう。

執筆者:
Nao Kiyota