断食合宿ってどんなもの?向いている人や参加するときの注意点 断食合宿ってどんなもの?向いている人や参加するときの注意点
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断食合宿ってどんなもの?向いている人や参加するときの注意点

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2019年09月30日
断食にチャレンジしてみたいけれど一人では不安…という方は、「断食合宿」に参加するのもひとつの選択肢。今回は美容・健康ライターのNao Kiyota先生に、断食合宿の種類やメリット・デメリット、向いている人や注意点などを詳しく教えていただきました。

断食合宿ではどんなことをするの?

ヨガをする人たち
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断食合宿とは、文字通り「断食」を行う合宿のこと。参加者数名で生活、寝泊りをしながら、食事を摂らない時間を過ごします

2泊3日程度のものから数週間のものなど、コースはさまざま。また断食の内容も千差万別で、水分以外は一切摂らないお寺での修行のようなものから、酵素ドリンクやスムージーなど、固形物以外の食事を摂りながら行うファスティングなどがあります。

お寺での断食では写経や修行体験ができたり、温泉やホテルなどでのプチ断食では、デトックス効果の期待できる入浴やマッサージができたりと、嬉しい特典があるものもあります。

合宿で断食を行うメリット・デメリット

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断食合宿のメリット

合宿で断食を行うメリットは、監督してくれる人がいたり、仲間がいたりすることで自分を律しやすい点です。

家にいると我慢したいと思っているのについ食べすぎてしまう…という人は、ルールが決まっていてそれ以上食べられないようになっている場所に身を移した方が成功しやすくなります

また、一緒に苦楽を共にする仲間がいることでモチベーションを維持しやすく、合宿参加後も励まし合ってダイエットに取り組める仲間を得ることができます。

断食合宿のデメリット

一方デメリットは、費用がかかったり、数日間予定を開けなければならなかったりする点です。費用をかけたくない人や、まとまった休みを取りにくい人には向いていないダイエット法と言えるでしょう。

断食合宿はどんな人に向いている?

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意思が弱く誰かに監督してもらいたい人や、仲間と一緒に取り組みたい人に向いています。また、断食やプチ断食の知識があまりなく、自分一人でやみくもに取り組むことで体調を崩すことを避けたい人にもおすすめです。

<注意点>
生きるためには食事で栄養素を摂り入れ続けることが必要です。常に薬を服用している持病のある人や体調がすぐれない人は、危険ですので参加しないでください。
体調に不安があるときは、専門医に相談して参加を決めましょう。

断食合宿に参加するときに注意すること

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断食合宿に参加するときは、自身にあったプログラムかどうかを必ず確認してください。あまり辛過ぎるものだと諦めやすく、リバウンドもしやすくなってしまいます。逆に楽過ぎると、物足りなく感じてしまうことも。

また、普段の食生活とあまりにかけ離れていると、体調を崩したり途中で挫折してしまう原因になりますから、参加する前から食事量を減らしていくことも必要です。

参加したいプログラムに自分が身を置いたところをイメージして、最後までやり抜けるかどうか確認すると良いでしょう。

自分に合った断食合宿を見つけよう

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断食は正しく行ってこそ、健康効果・ダイエット効果を得られるもの。合宿では監督者により安全に断食が行われますが、普段の生活習慣や体の状態によっては、体調を崩してしまうことも考えられます。

ぜひ自分にマッチした断食合宿を見つけ、体がリセットされる心地良さを体験してみてくださいね。

執筆者:
Nao Kiyota