足指のツボ 足指のツボ
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【足の指のツボ】眼の疲れ・肩こり・ストレスに!押し方を簡単解説

全米ヨガアライアンス 、フィジカルトレーナー、スポーツリズムトレーニング デュフューザー資格を取得。エアリアルヨガのスタジオで空中ヨガやフローヨガのレッスンを行っています!
2019年09月26日
足には多くのツボがありますが、中でも足指には首から上の部位に関するツボが集中しています。今回はHikaru先生に、指の付け根・腹・側面それぞれの押し方を教えていただきました。特にデスクワークなどで眼や頭に疲れがある方は、ぜひチェックしてみてください。

足の指にはどんなツボがある?

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足の裏が「第二の心臓」と呼ばれているのは良く聞きますよね。足裏は体の各臓器や部位と関連していると言われ、各臓器や部位に不調があると、足の裏の反射区に痛みや凝りとして現れます。

そんな足裏の中でも指には、首から上の部位に関するさまざまなツボがあり、特に眼や頭、副鼻腔や耳に関するツボが集中しています。

ストレスの多い方は、大脳や脳下垂体、自律神経を整えるツボを、アレルギーのある方は副鼻腔のツボを刺激すると良いです。また、足指のツボは眼精疲労からくる肩こりにも効果的。特にデスクワークの方は痛みを感じることが多いでしょう。

このように、首から上の不調に関連しているのが、足指のツボの特徴です。

足指のツボの押し方

足のツボ押し
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足の指のツボは他の部位に比べて面積が狭いため、指では充分に刺激できません。ツボ押し専用の棒などがあると、とても便利です。

<ツボ押し棒を使った押し方>

【指の付け根、腹】
1つのツボを、ツボ押し棒で2〜3秒ほど押します

【指の付け根から腹にかけての部分】
ツボ押し棒の先端を使い、上下にコリコリと動かし、凝りをほぐすようにしてツボを刺激します

【指の側面】
ツボ押し棒の側面を使い、上下にコリコリと動かし、凝りをほぐすようにツボを刺激します

ツボ押し棒を上下に動かしてツボを刺激するときは、皮膚を傷つけないように、オイルやクリームなどを塗って肌表面の滑りを良くしてから行いましょう。

足指のツボ押しの効果を上げるポイント

足湯
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ツボ押しはいきなり行うよりも、足湯などでしっかり足を温め、血流を良くしてから行うほうが効果的です。足を温めた後には、手を足指の間に入れ、前後・左右に大きく動かして足指にストレッチをかけておくと、さらに効果が期待できます。

足指のツボを押すときの注意点

足つぼマッサージ
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面積の狭い足の指に自分の指でツボ押しを行おうとすると、男性は指が太かったり、女性はネイルなどで爪が長かったりして、なかなかピンポイントで力を加えられません。

ツボ押し専用の棒は持ち手があり、ピンポイントでツボを刺激することができるので、ぜひ道具を上手に用いて、効果的にツボを刺激しましょう。

あまりにも痛み(凝り)がある場合は、一気に解消しようとせず、日課にするつもりで少しずつ足指のツボを刺激してみてください。隙間時間で足の指を広げたり刺激したりすることで、凝りが解消されやすくなりますよ。

首から上に疲れを感じたら足指を刺激しよう

足つぼマッサージ
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足指のツボ押しについてご紹介しました。面積の狭い足指にも多くのツボがあります。眼が疲れたり肩が凝ったり、ストレスで頭が重たい…といったときは、ぜひ足指のツボを刺激してみてください。

仕事中などで、ツボ押し棒を使ってツボを刺激できないときは、手で押したりほぐしたりするだけでもOKです。日頃から足指に意識を向けてみると良いでしょう。

執筆者:
Hikaru