「夜食は太る」の理由を解説!おすすめメニューとNG食材も
夜遅くに食べると太りやすい理由
運動量が少ないため
夜間は日中と比べ運動量が少なく、エネルギーを消費しにくくなります。特に寝る直前に食事をすると、消化しきれないまま睡眠に入ることになり、消化不良や代謝の低下を招きます。すると、さらにエネルギーを消費する力が弱まり、体脂肪として蓄えやすくなります。
脂肪を蓄える時間のため
夜になると、体内が脂肪を蓄積するモードに変わります。昼間はエネルギーを消費する時間、夜は体脂肪を作ったり疲労回復に専念したりする時間です。そのため、昼間よりも夜間の方がずっと体脂肪を生成しやすくなっています。
空腹を満たすおすすめ夜食メニュー
野菜の入った温かい汁物
キャベツや大根、玉ねぎなどの糖質が少ない野菜やわかめなどの海藻類をたっぷりと使用し、食べ応えのあるお味噌汁や野菜スープを作るのがおすすめ。満足感を得やすく、体脂肪に変わる栄養素も少ないため、小腹が空いた時に安心して食べることができます。
ヨーグルトやチーズ
ヨーグルトやチーズなどに豊富に含まれているたんぱく質は、夕食や夜食に積極的にとりたい栄養素です。たんぱく質は、寝ている間に筋肉や肌を修復する主な材料として活躍します。ただし、寝る直前に食べると消化不良を起こすため、食後2時間ほどは時間を置いてから就寝するようにしましょう。
温かい飲み物
ホットミルクやカフェインレスのハーブティーなどの温かい飲み物は、ゆっくり飲むことで満足感を得やすく、また固形物と比べて寝る直前でも取り入れやすいメニューです。砂糖を入れ過ぎたり、大量の飲み物を一気に飲んだりすることは避けましょう。
NG夜食メニューは?
ごはんやパン、麺類、イモ類などの糖質の多いものを、夜食にするのは避けましょう。糖質はエネルギー源ですから、夜間に積極的に体脂肪として蓄えられてしまいます。同様の理由で、バナナなどの糖質の多い果物も避けたいもの。果物を食べる場合は、みかんやグレープフルーツなどの柑橘類や、キウイなどの水分が多いものがおすすめです。
どうしてもごはんやパンを食べたい場合は、ブラウン系のものを選びましょう。玄米や雑穀米、全粒粉パン屋そばなどです。精製された白いものよりも食後の血糖値を上昇させにくいため、太りにくくなります。
夜食を食べる際の注意点
お腹いっぱいになるまで食べない
食事をたくさん取ると、体内の温度が高くなり寝つきが悪くなってしまいます。また睡眠中は内臓機能も低下するため、消化不良のまま朝を迎えることに。内臓に負担をかけてしまいスムーズにエネルギーに変えることができず、体脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。
水分を取り過ぎないようにする
温かいスープなど、低カロリーで満足感を得やすいものは、ついついたくさん食べてしまいがち。食事と同様、水分もとりすぎには注意しましょう。
軽めの夜食で空腹感を満たす
どうしても夜中に空腹感を我慢出来ない時でも、ご飯やパンなどの糖質を多く含む主食は出来るだけ避けるのが吉。軽めの夜食でお腹を優しく満たしてあげましょう。もちろん低糖質のものでも、夜の食べすぎには大注意です!
- 執筆者:
- Nao Kiyota