【造顔マッサージの効果】専門家が教えるマッサージ法や注意点 【造顔マッサージの効果】専門家が教えるマッサージ法や注意点
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【造顔マッサージの効果】専門家が教えるマッサージ法や注意点

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2019年09月27日
サロンなどで施術されることもある造顔マッサージ。実はご家庭でセルフマッサージすることも可能です。今回は美容・健康ライターのNao Kiyota先生に、造顔マッサージの効果や具体的な方法をはじめ、注意したいポイントまで詳しく教えていただきました!

造顔マッサージとは一体何?

鏡を見る女性
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造顔マッサージとは、美のカリスマで知られる田中宥久子さんが提唱する顔のリンパマッサージのこと。

クリームをなじませて手指で圧力をかけながら行うリンパマッサージのため、一般的なリンパマッサージとして紹介されていることもあります。つまり、一般的な顔のリンパマッサージを、田中氏のオリジナルのメソッドとしてパッケージ化したものが「造顔マッサージ」ともいえます。

造顔マッサージにはどんな効果が?

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造顔マッサージは、クリームで指すべりをよくし、圧力をかけながらリンパに沿ってマッサージを行います。その結果、顔の表面を温めて体液循環をスムーズにし代謝を高める効果や、老廃物を押し流してすっきりと小顔にする効果が期待できます。

顔周りの血液循環がよくなることで栄養素や酸素もスムーズに行き渡るようになり、肌のターンオーバー(再生)機能を活性化してシワを防ぎ水分やハリを保つ効果も期待できるのです。

自分でもできる!顔のリンパマッサージ方法

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※ここでは、一般的な顔のリンパマッサージ方法をご紹介します。


1. 手にたっぷりとマッサージ用のクリーム(あるいはオイル)をとり、顔全体になじませる
油分があまり多くないもので、滑りがよいものを使用しましょう

2. おでこの真ん中に両手指の腹(人差し指〜薬指の3本)をあて、圧力をかけながらこめかみまでゆっくりと指を滑らせる【2〜3回】
右手を右側へ、左手を左側へ動かし、左右同時にマッサージします

3. 目頭の間に両手指(人差し指〜薬指の3本)を置き、圧力をかけながら目の上を通ってこめかみへと両指を左右同時に滑らせる【2〜3回】

4. 目頭の間に両手指(人差し指〜薬指の3本)を置き、圧力をかけながら目の下を通ってこめかみへと両指を左右同時に滑らせる【2〜3回】

5. 鼻の両脇に両手指(人差し指〜薬指の3本)を置き、圧力をかけながら頰を通って耳の前へと両指を左右同時に滑らせる【2〜3回】

6. あごの真ん中に両手指(人差し指〜薬指の3本)を置き、圧力をかけながら頰の下側を通って耳の前へと両指を左右同時に滑らせる【2〜3回】

7. おでこの真ん中に両手指(人差し指〜薬指の3本)を置き、圧力をかけながらこめかみと耳の前を通って首筋、鎖骨へと両指を左右同時に滑らせる【2〜3回】

造顔マッサージで注意したいこと

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「痛くない」程度が重要

マッサージの強さは、痛くない程度の圧力で行うことです。

顔周りには毛細血管が通っているため、あまり強く指圧しすぎるとあざができる可能性があります。

自分に合ったクリーム・オイルを使用

マッサージクリーム(オイル)は、ご自分に合ったものを使用することです。

肌が弱い場合、はじめは手やボディで試し、少量顔に置いて問題がないことを確認してから顔全体に使用するようにしましょう。

造顔マッサージで小顔効果も期待大!

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クリームを使い、ご家庭でも行うことができる顔のリンパマッサージ。圧力をかけながら行うものの、痛くない程度でお肌を傷めないようにマッサージすることがポイントです。顔周りの血液循環もよくなるため、すっきりとした小顔に近づく可能性大!ぜひ今回の記事を参考に、ご家庭でもチャレンジしてみましょう。

執筆者:
Nao Kiyota