三段腹を改善!姿勢や食事の見直方法や簡単トレーニングを紹介
三段腹はなぜなってしまうの?
骨盤の歪み
骨盤を後ろに倒す姿勢で立ったり座ったりすることが習慣になっていると、下腹がポッコリ出やすくなり、さらに皮下脂肪が増えて三段腹になりやすくなります。
猫背
上半身の重みを支える体幹の筋肉の力が抜けていると、内臓もつぶされて代謝が落ち、お腹にしわができやすくなります。そこに脂肪がたまると三段腹になりやすくなります。
三段腹を改善・解消する方法
骨盤の歪み改善
骨盤を垂直に立てる姿勢を維持するようにしましょう。
姿勢を維持するためには、尾骨や座骨を、垂直に座面や床に向けて、座ったり立ったりします。骨盤を垂直に立てるためには、自然とお腹周りの筋肉を引き締め、しわができないように引き伸ばす筋肉が使われます。
猫背を解消
猫背を解消し、頭を高い位置に持ってきて、おへそやわき腹を縦に長く伸ばす意識を持ちます。
猫背を解消して背筋を伸ばし、内臓がつぶれずに一つ一つゆとりを持ったスペースに位置するようにすると、内臓の血流が良くなり、代謝が改善され、お腹にしわもできにくくなります。
呼吸方法
呼吸を深く、長く息を吐き切るようにしましょう。息を吐き切る時にも背筋を伸ばしておきます。お腹を薄く引き締めるための筋肉が活性化し、代謝も高めることができます。
三段腹を改善するための食事
通常のダイエットのための食事と同じで、筋肉をつけやすく脂肪がつきにくい食事を心がけます。
タンパク質を意識して摂り、脂質と糖質の摂りすぎを防ぎます。代謝を維持するためのビタミン、ミネラルも同時に摂るようにしましょう。
また、食事のタイミングも、寝る直前を避けて、食べたものが余剰にならないようにします。
三段腹を改善するためのトレーニング
三段腹改善トレーニング①
うつ伏せから、スフィンクスのように両肘を肩の真下について上体を反らします。普段猫背や骨盤後傾で縮みがちなお腹を伸ばし、刺激を与えてくれます。
息を吐きながらお腹を薄く凹ませて、床からお腹が浮くようにします。反っていた腰が平らになります。恥骨が床から浮くかどうか、というところまでお腹を薄くして床から持ち上げます。吸いながら元に戻ります。
お腹を凹ませて、薄く長く伸ばす筋肉を鍛えることで、お腹が丸まらないようにしています。
三段腹改善トレーニング②
椅子に座り、右手を横の座面につきます。床に座ってする場合は、右手は床につきます。
左腕を上に持ち上げて息を吸い、吐きながら体側を大きく伸ばすように上体を右へ倒します。その際お腹を薄く凹ませるようにして、できるだけ右のわき腹にたるみやしわができないように意識して行います。
伸ばしながら呼吸を繰り返し、伸ばしている体側がぽかぽかと温かくなってきたら、息を吸いながら上体を起こします。反対側も同様に行います。
体側を伸ばすストレッチは、代謝を高め、脂肪を燃焼する褐色脂肪細胞の刺激をします。お腹にしわが寄らないようにお腹を薄くする筋肉を活性化します。
三段腹を改善!
三段腹は姿勢の悪さや筋肉の衰えなどが原因。姿勢改善や食事などを心がけ、トレーニングすることで三段腹の改善が期待できます。三段腹を撃退するために、少しずつはじめてみませんか。
- 執筆者:
- 美宅 玲子